1テラは何ギガで何枚入る?写真や動画とPC容量の失敗しない選び方術

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「1テラは何ギガ?」と検索した時点で、あなたはすでに小さくない損をしている可能性があります。容量の単位をあいまいなままPCやスマホ、クラウドストレージを選ぶと、足りなくて慌てて増設するか、使い切れないテラバイトにお金を寝かせるかのどちらかに振れやすいからです。
この記事では、1TBが何GBかという答えを押さえるだけで終わりません。1テラどのくらい保存できるのか、写真は何枚、1TB動画は何時間、ゲームや映画は何本入るのかを、実際のファイルサイズ感で整理します。そのうえで、パソコン1テラは何ギガ相当の仕事に向くのか、スマホ1TBは本当に必要か、1TBと2TBどっちを選ぶと手元の現金が減りにくいかまで踏み込みます。
さらに、中小企業の情シス担当が見落としがちなファイルサーバー1テラが数年で埋まる理由や、監視カメラ映像・UTMログ・全PCバックアップがクラウド容量を一気に食い尽くす流れも具体的に分解します。
読み終えるころには、1テラは何ギガかだけでなく、「自分や自社にとって1TBが足りるのか、どのプランと組み合わせれば無駄なく安全か」を、自信を持って決められるはずです。

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  1. 1テラは何ギガかを一発で理解するセクション|結論とシンプル換算がまるわかり
    1. 1テラは何ギガかと1024や1000が混在する理由をサクッと押さえる
    2. 1ギガは何メガで1メガは何キロかとキロやメガやギガやテラの階段イメージがよく分かる
    3. パソコンやスマホの表示容量が少なく見えるワケとは?1テラの目減りマジックの正体を解説
  2. 容量の基本をゼロから整理してビットやバイトやストレージ単位のリアルな関係を丸ごと知る
    1. ビットやバイトの違いを体感で覚える|Mbpsとギガバイトを混同しないコツ
    2. バイトやキロバイトやメガバイトやギガバイトやテラバイトが一気につながる
    3. テラの上はどこまである?ペタやエクサが登場する現場のリアル
  3. 1テラでどのくらい保存できるか?写真や動画やゲームでも容量の感覚を楽しくつかもう
    1. 1テラで写真は何枚いける?スマホカメラや一眼レフでざっくりシミュレーション
    2. 1テラ動画は何時間撮れるかとフルHDや4Kでガラッと変わる容量の減り方
    3. 1テラで映画やゲームは何本入る?大型ゲームやサブスク全盛時代のストレージ戦略
    4. 500ギガや2テラとの比較で見えるちょうどいい容量ライン
  4. パソコンやスマートフォンで使う1テラの意味と1テラモデルの本当の価値
    1. パソコン1テラは何ギガで何ができるか?動画編集やビジネス利用をリアルにイメージ
    2. スマホ1テラは写真が何枚や動画は何分入るかと128ギガや256ギガとの差をチェック
    3. 1テラと2テラどっちが得か?値段より使い切る年数を重視した選び方
  5. 企業ストレージで起こる落とし穴|1テラハードディスクやクラウド容量が一気に足りなくなる理由とは
    1. ファイルサーバー1テラがパンパンになる典型例|画像やPDFや設計データの破壊力に驚き
    2. 監視カメラやUTMログが1テラを食い尽くす!動画は何日分残せるかが分かれ道
    3. 全PCをまるごとバックアップして1テラクラウドがパンクする流れを回避せよ
  6. 容量トラブルのリアルケーススタディで「余裕」のはずが一気に崩れる真実
    1. テレワーク導入後にストレージが真っ赤になる中小企業で何が起きていたのか
    2. ケチって小さい容量を選ぶと増設や移行に思わぬコストが発生する理由
    3. 無駄なテラバイト契約でムダ払いになるパターンと見抜くコツ
  7. もう迷わない容量選び!1テラが足りる人と足りない人を分ける究極の3つの質問
    1. 写真や動画やゲームや業務データの月ごと増加量をざっくり出す簡単ワザ
    2. バックアップ世代数や保存期間を見て1テラか2テラか選ぶ理由をプロが伝授
    3. クラウドストレージやハードディスクの役割分担で容量と安心感を叶える最適解
  8. よくある勘違いをプロ目線でズバッと仕分け!「1テラあれば安心」のウラ側
    1. とりあえず大容量を選ぶのが危ない時代へ突入?その本当の理由
    2. 容量不足より怖い設定やり直しと情報漏洩リスクを知るべき
    3. 1テラは何ギガかを知ったあとで使うべき本音の判断軸
  9. Digital Portが語るDXとストレージ容量の今とリアル
    1. DXやテレワークの現場で本当に起きている容量トラブルをパターンで見て働き方を守る
    2. ストレージやクラウドやUTMが絡むオフィス設計で容量を失敗しない発想法
    3. 情報セキュリティやバックアップ知識と合わせて「会社のデータを守る道筋」までサポート
  10. この記事を書いた理由

1テラは何ギガかを一発で理解するセクション|結論とシンプル換算がまるわかり

「容量のモヤモヤ」を最短で片づけて、パソコンやスマホ選びで二度と失敗しないための出発点にしていきます。

1テラは何ギガかと1024や1000が混在する理由をサクッと押さえる

まず押さえたいのは次の2パターンです。

  • 1TB ≒ 1000GB(メーカーのカタログ表記)

  • 1TB = 1024GB(OSやストレージの“本当の”単位系)

ハードディスクやSSDのメーカーは扱いやすい10進数で計算します。1000倍ごとに単位を上げる方が、広告やパッケージで分かりやすいからです。

一方で、パソコンの中身は2進数で動いているため、OSは1024倍ごとに単位を上げる世界で容量を数えます。そのギャップが、カタログと画面表示の差を生みます。

ざっくりイメージをつかむなら、

  • 計算しやすさ重視なら「1TBは1000GBくらい」

  • 実際の利用に近づけるなら「1TBは約1024GB」

という二重の物差しを持っておくと、容量の読み違いを防ぎやすくなります。

1ギガは何メガで1メガは何キロかとキロやメガやギガやテラの階段イメージがよく分かる

単位の階段を一気に整理すると、容量の感覚がぐっと掴みやすくなります。ここではPCやスマホの世界で使われる1024倍の階段でまとめます。

段差 単位の関係 読み方のイメージ
1段目 1KB = 1024バイト ちょっとしたテキスト1枚分
2段目 1MB = 1024KB 写真1枚から数枚
3段目 1GB = 1024MB アプリや短い動画
4段目 1TB = 1024GB PCや外付けディスクの世界

この階段を「書類の入る箱」として捉えると分かりやすいです。

  • KBは封筒

  • MBは小さなファイル箱

  • GBはオフィスのキャビネット

  • TBはキャビネットが並んだ小さな倉庫

私の視点で言いますと、現場のユーザーはこの階段を感覚でしか覚えていないことが多く、バックアップ設計で「GBと思っていたらTBが要る容量だった」という誤算がよく起きます。階段のどこを日常的に使っているかを意識しておくと、クラウドプランを選ぶときも迷いにくくなります。

パソコンやスマホの表示容量が少なく見えるワケとは?1テラの目減りマジックの正体を解説

新しいPCやスマホを購入したのに、設定画面を見ると「1TBのはずが900GB台しかない」と肩透かしを食らうことがあります。この正体は主に3つです。

  • 10進数と2進数の差

    メーカーは1000GBとして販売しても、OSは1024GB単位で数えるため、表示が少なくなります。

  • フォーマットの領域

    ストレージを使える状態にするための管理情報やファイルシステム用の領域が必要で、その分も差し引かれます。

  • システムと標準アプリの占有分

    初期状態でOSや標準アプリが数十GB単位で容量を使っています。スマホではさらに写真アプリやメッセージのデータも最初から含まれることがあります。

結果として、1TBモデルのストレージでユーザーが自由に使える領域は、現場感覚では次のイメージになります。

デバイス 購入時の表記 実際に使える目安 主な差分要因
ノートPC 1TB SSD 約880〜930GB OS、リカバリ領域
スマホ 1TB 約850〜920GB OS、標準アプリ、管理領域

容量の「目減りマジック」を知らないと、バックアップやクラウドへの同期を始めた途端に「もう赤ゲージ?」という事態になります。ストレージを選ぶときは、カタログ値そのままではなく、実際に使える容量を1〜2割少なめに見積もる癖をつけておくと、テレワーク環境や企業ストレージの運用でも余裕を持って計画しやすくなります。

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容量の基本をゼロから整理してビットやバイトやストレージ単位のリアルな関係を丸ごと知る

「ネットは速いのに、ストレージはすぐパンパンになる…」と感じたことがあれば、この章で一気にモヤモヤがほどけます。通信と容量、同じような言葉なのにまったく別物です。ここを押さえておくと、PCやクラウドのプラン選びで失敗しにくくなります。

ビットやバイトの違いを体感で覚える|Mbpsとギガバイトを混同しないコツ

まず押さえたいのがbit(ビット)とByte(バイト)の違いです。

  • bit:データの最小単位。ONかOFFか、1か0かのレベル

  • Byte:8bitをまとめた単位。ファイルやストレージは基本的にこちらで数える

インターネット回線やWi-Fiの「100Mbps」は1秒あたり100メガbit送れる速さです。一方、ストレージの「500GB SSD」は合計500ギガByte保存できる箱の大きさです。

ざっくりのイメージは次の通りです。

用途 よく見る表記 中身
通信速度 Mbps / Gbps bitベース(速さ)
ストレージ容量 MB / GB / TB Byteベース(箱の大きさ)
ファイルサイズ MB / GB Byteベース(中身の量)

「Mbps=道路の広さ」「GB=駐車場の台数」と覚えると混同しにくくなります。

バイトやキロバイトやメガバイトやギガバイトやテラバイトが一気につながる

次に、容量の階段を一気につなげます。ここを押さえると、PCのSSDからクラウドプランまで、数字の意味が直感的に読めるようになります。

段差 10進法のメーカー表記 2進法寄りの実運用イメージ
1KB 1000B 1024B
1MB 1000KB 1024KB
1GB 1000MB 1024MB
1TB 1000GB 1024GB

メーカーは分かりやすさを優先して1000倍で表記する一方、OSやファイルシステムは2進法ベースで扱います。その結果、1TBのディスクを買ってもPCでは約0.9TB程度に見えるという“目減りマジック”が起きます。

現場で容量設計をするときは、次の3ステップでざっくり読むとブレにくくなります。

  • メーカー表記は「10進のきれいな数字」と割り切る

  • 実際に使える容量は1~2割減る前提で見積もる

  • バックアップやログ分の“上乗せ”をさらに1~2割見る

このクセをつけるだけで、「買った直後からもう赤ゲージ」という事態をかなり防げます。

テラの上はどこまである?ペタやエクサが登場する現場のリアル

テラより上の単位も、企業の現場では普通に登場します。監視カメラ、UTMログ、ファイルサーバーの共有データを長期保存している環境では、数TBどころかペタ単位が現実味を帯びてきます。

単位 読み方 おおよその倍率 どんな現場で出やすいか
TB テラバイト GBの約1000倍 個人PC、NAS、クラウド基本プラン
PB ペタバイト TBの約1000倍 大規模ファイルサーバー、映像アーカイブ
EB エクサバイト PBの約1000倍 大規模クラウドサービス、検索エンジン

業界人の目線で言いますと、中小企業でも次のようなケースではTBを一気に食い尽くします。

  • フルHD監視カメラを24時間録画し、1カ月以上残したい

  • 全社員分のPCイメージを世代管理付きでバックアップしたい

  • 図面や動画マニュアル、PDFカタログをクラウドに長年保管したい

容量を「単位の暗記」で終わらせず、「自社のデータの増え方」と結びつけて考えることが、TBから先の世界で失敗しない最大のコツです。

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1テラでどのくらい保存できるか?写真や動画やゲームでも容量の感覚を楽しくつかもう

「1テラあるから余裕でしょ」と思っていたのに、ある日ストレージが真っ赤。現場でよく見るパターンです。ここでは、数字よりも体感を優先して、「どのくらい入るか」を一気にイメージできるように整理します。

私の視点で言いますと、容量の失敗は計算ミスではなく、「使い方のイメージ不足」から起きているケースがほとんどです。

1テラで写真は何枚いける?スマホカメラや一眼レフでざっくりシミュレーション

写真は画質とファイル形式で大きく変わりますが、実務でよく見るサイズ感は次の通りです。

撮影デバイス / 画質 1枚あたりの容量目安 1TBで保存できる枚数の目安
スマホ標準(1200万画素・JPEG) 3〜4MB前後 約25〜30万枚
スマホ高画質・ポートレート多用 5〜6MB前後 約16〜20万枚
一眼レフJPEG(2400万画素) 8〜10MB前後 約10〜12万枚
一眼レフRAW 25〜40MB前後 約2.5〜4万枚

ポイントは、RAW撮影を混ぜると一気に枚数が減ることです。社内の撮影担当がRAWでバシバシ撮り始めると、ファイルサーバーの1TBが数年で埋まるのはこのためです。

日常利用なら、スマホ写真だけで1TBを埋める人は少数派ですが、「子どもの動画も全部スマホで撮っている」家庭では話が変わります。

1テラ動画は何時間撮れるかとフルHDや4Kでガラッと変わる容量の減り方

動画は解像度とビットレートで容量が跳ね上がります。ざっくりの目安は次のイメージです。

画質 / 用途イメージ 1時間あたりの容量目安 1TBで撮れる時間の目安
フルHD(YouTubeレベル) 約3〜5GB 約200〜330時間
フルHD高画質(セミナー録画など) 約8〜10GB 約100〜125時間
4K標準 約20〜30GB 約30〜50時間
4K高画質(シネマ寄り) 約50GB前後 約20時間前後

家庭用のビデオカメラやスマホでも4Kが当たり前になりましたが、4Kに切り替えた瞬間に「フルHDの3〜5倍の速度で容量が溶ける」感覚を持っておくことが重要です。

監視カメラでも同じで、フルHD常時録画を何台も回す企業では、1TBでは数日〜1週間程度しか映像を残せないケースが珍しくありません。

1テラで映画やゲームは何本入る?大型ゲームやサブスク全盛時代のストレージ戦略

映画やゲームは「1本の重さ」が大きいため、体感ギャップが強く出るジャンルです。

コンテンツ種別 1本あたりの容量目安 1TBで入る本数の目安
映画(フルHDダウンロード版) 4〜6GB 約160〜250本
映画(4K・高画質配信ダウンロード) 15〜25GB 約40〜65本
コンソールゲーム中型タイトル 30〜50GB 約20〜30本
コンソール/PC大型タイトル 80〜120GB 約8〜12本

ゲーム好きのユーザーが1TBのSSDを「すぐパンパンになる」と感じるのは、アップデートとDLCが積み上がり、1タイトルが実質150GB近くになることがあるからです。サブスクゲームに複数加入すると、「遊んでいないのに置きっぱなしのゲーム」が容量を圧迫しがちなので、月1回の棚卸し削除を前提にしたほうが安全です。

500ギガや2テラとの比較で見えるちょうどいい容量ライン

最後に、よく相談を受ける「500GB・1TB・2TBでどんな使い方が向いているか」をざっくり整理します。

容量 向いている使い方のイメージ 注意ポイント
500GB 事務用途中心のPC、ライトユーザーのノート 写真・動画をローカルに貯め込むとすぐ上限に接近
1TB 写真多めの個人、ゲームを数本入れたいPC、一般的なノート 4K動画編集や大型ゲームを多数入れると余裕がなくなる
2TB 4K動画編集、ゲーム多め、家族共有PC、簡易ファイルサーバー バックアップ先も同等以上の容量が必要になりコストが上がる

「大きいほうが安心」と感じやすいですが、企業の現場では容量を増やすとバックアップ時間や復旧時間も伸びるため、単にテラバイトを積み増す選択が正解とは限りません。個人でも、ローカルを1TB、クラウドを数百GBと組み合わせ、「残すべきデータだけクラウドで二重保護」という発想のほうが、長期的には財布にもセキュリティにもやさしい構成になります。

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パソコンやスマートフォンで使う1テラの意味と1テラモデルの本当の価値

パソコン1テラは何ギガで何ができるか?動画編集やビジネス利用をリアルにイメージ

パソコンの1テラは、ストレージとしておよそ1024GBです。数字だけ見るとピンときませんが、「どんな仕事をどれくらい積み上げられるか」で見ると、一気に現実味が出ます。

ざっくりイメージを表にまとめます。

用途 おおよその容量 1TBに入る目安
Office系ファイル(WordやExcel) 1ファイル数百KB~数MB 数十万ファイルクラス
一般的な写真(スマホ~ミラーレス) 1枚約3~10MB 約10~30万枚
フルHD動画(mp4) 1時間約3~5GB 約200時間前後
PCゲーム 1本20~100GB 約10~30本

ビジネス利用中心なら、1TBあれば「ドキュメント+写真+業務アプリ」を数年単位で問題なく保存できます。ただし、動画編集や3D CAD、RAW写真を大量に扱うクリエイターは話が別です。4K素材を1本あたり50GB前後扱うと、撮影データと編集用の一時ファイル、バックアップを含めて、1案件だけで数百GB使うケースも珍しくありません。

このレベルの仕事が日常的にあるなら、内蔵SSDは1TB、編集用の外付けSSDかHDDを1~2TB追加し、クラウドストレージにバックアップを逃がす三段構えを意識した方が安全です。

スマホ1テラは写真が何枚や動画は何分入るかと128ギガや256ギガとの差をチェック

スマホのストレージは、アプリやOSがかなり容量を使います。経験上、128GBモデルだと、初期状態で実質100GB前後しか自由に使えないケースが多いです。

写真と動画だけに絞って、ざっくりとした目安を出してみます。

容量 写真メインの場合の目安 動画メインの場合の目安(フルHD)
128GB 写真約2~3万枚+動画数時間 動画20~30時間前後
256GB 写真約4~6万枚+動画十数時間 動画40~60時間前後
1TB 写真10万枚超+動画数十時間 動画200時間クラス

「子どもの成長を毎日4Kで撮影する」「ゲームアプリを大量に入れる」「音楽やオフライン動画をため込みたい」といった使い方をすると、128GBや256GBはあっという間に赤信号になります。逆に、LINEとSNS中心で、写真はたまに整理して削除するユーザーなら、256GBでも余裕を感じやすいです。

1TBスマホは、4K動画撮影を多用する人や、ゲームアプリを20本以上入れっぱなしにしたい人向けの「小さなポータブルHDD」という感覚で捉えるとイメージしやすくなります。

1テラと2テラどっちが得か?値段より使い切る年数を重視した選び方

1TBか2TBかで悩むとき、価格差だけ見て判断すると失敗しやすいです。ポイントは「どれくらいのペースでデータが増えるか」と「バックアップを何世代残すか」です。

  • 1カ月に増える写真や動画、業務ファイルのおおよそのGB数を見積もる

  • 1年でどれくらい増えるかを計算する

  • 最低でも2~3年は増設や買い替えをせずに済む容量を選ぶ

例えば、毎月20GBずつ増えるなら、1年で240GB、3年で720GBです。この場合、1TBストレージだとOSやアプリ、バックアップ用の空き領域を考えると、2年目あたりから圧迫を感じ始めます。2TBなら、同じペースでも3年以上かなり余裕があります。

ケチって小さい容量を選ぶと、移行作業や外付けドライブ追加、クラウドプランの見直しといった「見えないコスト」が必ず発生します。私の視点で言いますと、特にPCでは2TBモデルと外付けHDDを組み合わせて、バックアップを自動化しておく方が、トラブル対応の時間とリスクを大きく減らせる印象があります。

結果として、購入時の数千~1万円程度の差より、「何年ストレスなく使えるか」「データ保護をどう設計できるか」で容量を決めた方が、財布と安全性の両方を守りやすくなります。

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企業ストレージで起こる落とし穴|1テラハードディスクやクラウド容量が一気に足りなくなる理由とは

「うちみたいな中小企業で1TBが足りないなんて、さすがにないでしょ」と思った瞬間から、容量トラブルは静かに始まります。机の上の紙書類がいつの間にか山積みになるように、デジタルのファイルも放っておくと際限なく増えていきます。

私が企業のストレージ相談をしている私の視点で言いますと、1TBを“安全圏”と勘違いしている現場ほど、気付いた時には真っ赤な状態になりがちです。

ファイルサーバー1テラがパンパンになる典型例|画像やPDFや設計データの破壊力に驚き

ファイルサーバーは「とりあえず共有フォルダに置いておこう」が積み重なる場所です。特に容量を食うのは、スキャンしたPDF、チラシデータ、CADや設計図、パワポの資料です。

ざっくりのイメージを整理すると次のようになります。

ファイル種別 1ファイルのおおよその容量 1TBでの目安件数
スキャンPDF(カラーA4) 5〜10MB 約10〜20万ファイル
プレゼン資料(画像多め) 20〜50MB 約2〜5万ファイル
CAD・設計データ 50〜200MB 数千〜2万ファイル
高解像度画像(商品写真) 5〜15MB 約7〜20万枚

営業部がパンフレットPDFを、設計部がCADデータを、総務がスキャンした契約書を置き始めると、部門ごとに“重量級ファイル”が増殖します。ここに「古いバージョンも念のため残す」「退職者のデータはそのまま」という運用が重なると、1TBは数年どころか2〜3年で埋まるケースも珍しくありません。

容量設計で見落とされがちなのは、「ファイル数」ではなく毎月どれだけMBやGBが増えているかです。月に20GB増えれば、単純計算で5年で1TBを使い切るペースになります。

監視カメラやUTMログが1テラを食い尽くす!動画は何日分残せるかが分かれ道

最近増えているのが、監視カメラ映像とUTMやファイアウォールのログです。どちらも“止めづらい”データなので、気付いたらストレージを圧迫している代表格です。

コンテンツ 条件の例 1TBで保存できるおおよその期間
監視カメラ映像 フルHD、常時録画、1台 数週間〜1か月前後
監視カメラ映像 フルHD、常時録画、4台 数日〜1週間前後
セキュリティ機器ログ 中小企業規模 数か月〜1年程度(設定次第)

フルHDで常時録画するカメラを複数台導入すると、1日あたり数十GB消費することがあります。30日分残したいのに、容量が足りず10日分で上書きされてしまう企業もあります。

UTMやファイアウォールのログも同様です。「すべてのログを長期間保管」という設定のままにすると、数百GBをログだけで使い切ることがあります。セキュリティ対策のつもりが、業務データのストレージを圧迫して本末転倒になるパターンです。

動画やログに対しては、次の2つを必ず決めてから容量を算出することが重要です。

  • 保存したい日数(何日分/何か月分必要か)

  • どこまでの詳細ログ・画質が本当に必要か

全PCをまるごとバックアップして1テラクラウドがパンクする流れを回避せよ

テレワーク導入をきっかけに「社員PCを丸ごとクラウドにバックアップしたい」という相談が増えました。便利な反面、設計を誤ると1TBのクラウドストレージが一気に埋まり、追加購入のループに入ります。

よくあるパターンを分解すると、次の流れになります。

  • ノートPC1台あたりの使用容量が200〜300GB

  • 社員5人分を丸ごとバックアップして合計1TB前後

  • 安心のために3世代分を保持する設定にする

  • 数か月で3TB相当のデータがクラウドに溜まりパンク

つまり、「台数 × 1台あたりの使用容量 × バックアップ世代数」を掛け合わせて初めて必要容量が見えてきます。ここを見積もらずに、漠然と「1TBあればしばらく大丈夫」と考えると、数か月後に容量エラーの嵐に追われることになります。

クラウドバックアップを設計する際は、次の切り分けが有効です。

データの種類 バックアップ対象にするか 保存期間の目安
業務ドキュメント・共有ファイル 必須 長期(年単位)
OSやアプリ本体 仕組みで復元(必須でなければ除外) 短期または不要
個人のダウンロード・一時ファイル 原則対象外 不要
メールデータ ルールを決めて選別 中期〜長期

こうしたルールを最初に決めておくと、1TBをムダに消費せず、必要な部分にだけ容量を投資できます。容量を「とりあえず多めに」ではなく、「何を何世代残すか」から逆算することが、企業ストレージを守る一番の近道です。

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容量トラブルのリアルケーススタディで「余裕」のはずが一気に崩れる真実

「1TBあれば当分安心でしょ」と思った瞬間から、静かにタイムリミットは動き出します。ここでは、現場で本当によく見るパターンだけを切り出してお伝えします。

テレワーク導入後にストレージが真っ赤になる中小企業で何が起きていたのか

テレワーク導入までは、社内ファイルサーバーの1TBが「まだ半分くらい空いている」状態だったのに、リモートワーク開始から半年で残り数GB、というケースが少なくありません。

よくある流れは次の通りです。

  • 社員が自分のPC内のドキュメントやデスクトップを丸ごと共有フォルダへコピー

  • メール添付では送れない大きなファイルを、とりあえずクラウドストレージで共有

  • オンライン会議アプリの録画データを自動でクラウド保存する設定のまま運用

ここで効いてくるのが「見えない容量食いファイル」です。

  • 会議録画(フルHD1時間あたり数GB)

  • スキャンしたPDF(カラー高解像度だと1ファイル数十MB)

  • 画像入りのPowerPointや営業資料

簡単な比較イメージをまとめると、次のようになります。

コンテンツ 1つあたりの目安容量 1TBに入るおおよその数
会議録画1時間 2~3GB 300~500本
高画質PDFカタログ 30~50MB 約2~3万ファイル
写真(業務用撮影) 5~10MB 約10~20万枚

週1回の会議録画を複数チームで回し始めると、数ヶ月でサーバーの使用量グラフが急角度で立ち上がります。私の視点で言いますと、テレワークの容量設計で「会議録画」と「個人PCのなんでもバックアップ」を見落とした組織が、真っ先にストレージ警告メールの餌食になっています。

ケチって小さい容量を選ぶと増設や移行に思わぬコストが発生する理由

初期費用を抑えようとして、PCやNAS、クラウドプランを「最小構成」で契約すると、数年後に次のような“二重払い”が発生しがちです。

  • 容量不足で、より大きいストレージへデータを丸ごとコピー

  • 古いHDDやSSDから新しいものへの交換作業

  • アクセス権や共有設定を移行し直す手間

特にファイルサーバーやクラウドストレージは、「増設自体より、移行作業の人件費が高くつく」のが現場の実感です。

選択パターン 一見のコスト 後から発生しやすいコスト
ぎりぎりの容量を購入 ハード代・月額は安い データ移行工数、設定やり直し、業務停止リスク
少し余裕を持って購入 初期コストはやや高い 当面は増設不要で、移行作業ほぼゼロ

「あと200GBあれば2年はもったのに」という状況でも、増設時にはほぼフルコピーが必要になります。コピー中はアクセスが遅くなり、最悪の場合は業務時間外に夜間作業を組むことになり、情シス担当の残業として跳ね返ってきます。

無駄なテラバイト契約でムダ払いになるパターンと見抜くコツ

一方で、「将来不安だから」とクラウドストレージを数TB契約しているのに、実データは数十GBしか使っていない企業もあります。ここでポイントになるのが「増加ペース」と「保存期間」の2軸です。

まず、次の2つをざっくり出してみてください。

  • 1ヶ月あたり、どのくらいの容量が増えているか(写真、動画、ドキュメント、ログなど)

  • そのデータをどれだけの期間残す必要があるか(1年、3年、7年など)

この2つを掛け合わせると、「本当に必要なストレージの山の高さ」が見えます。

例えば、月に10GBしか増えないのに、保存義務も1年だけで良い組織が、いきなり数TBのクラウドプランを契約しているとしたら、ほぼ確実にムダ払いです。

見抜くコツをまとめると、次の3点になります。

  • 現在の使用量だけでなく、直近6~12ヶ月の増加グラフを見る

  • 法令や業界ルールで必要な保存期間を先に決める

  • バックアップの世代数(何世代分残すか)を決めてから、契約容量を選ぶ

この3つを押さえておけば、「足りないのが怖いから、念のため倍」といった感覚頼みのテラバイト契約から卒業できます。容量は大きければ安心に見えますが、本当に守りたいのはデータそのものと、運用にかかる時間とコストです。容量の数字に振り回されず、自分たちの業務のリアルなデータの流れを軸に判断することが、結果的に一番の節約になります。

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もう迷わない容量選び!1テラが足りる人と足りない人を分ける究極の3つの質問

「自分は本当に1テラも要るのか?」ここがボヤっとしていると、容量不足とムダ払いのどちらにも転びます。業界人の目線で言いますと、迷う人ほど「増え方」「バックアップ」「役割分担」を見ていません。この3点を数字ではなく感覚でつかむだけで、ストレージ選びは一気にラクになります。

写真や動画やゲームや業務データの月ごと増加量をざっくり出す簡単ワザ

最初の質問は「毎月どれくらい増えているか」です。ここをつかむ一番簡単な方法は、いま使っているPCやクラウドの容量表示を、1~3か月おきにメモすることです。

ざっくりでいいので、次の4ジャンルに分けます。

  • 写真・スクリーンショット

  • 動画・録画データ

  • ゲーム・アプリ

  • 業務ファイル(ドキュメントやPDF、設計データなど)

たとえば1か月で増える目安を整理するとこんなイメージです。

データ種別 よくある使い方の例 月あたり増加のざっくり目安
写真 スマホで毎日数十枚撮影 5~10GB
動画 週末にフルHDを数時間撮影 20~50GB
ゲーム 大型タイトルを数本追加 50~150GB
業務データ 図面・PDF・提案資料を共有 10~30GB(部署規模で)

1年分にすると「月の数字×12」です。ここで「1年で300GBくらいなら1テラで3年前後はいけそう」「1年で800GBペースなら最初から2テラを検討」といった感覚がつかめます。

ポイントは、いまの使用量ではなく“増え方”を見ることです。テレワーク導入後に、クラウドへ何でもアップし始めてペースが突然3倍になった企業は珍しくありません。

バックアップ世代数や保存期間を見て1テラか2テラか選ぶ理由をプロが伝授

2つ目の質問は「同じデータを何世代残すか」です。ここを無視すると、バックアップだけでメインストレージと同じ容量を食い尽くします。

考えるポイントは3つです。

  • フルバックアップか差分・増分か

  • 何世代残すか(例:7世代、30日分)

  • どのくらいの期間さかのぼれれば安心か

個人なら、PCのシステムバックアップを月1回・3世代程度に抑えれば、メイン容量の1.5倍あれば多くのケースで足ります。
一方、中小企業で「ファイルサーバーを毎日フルバックアップ・30日保存」という運用をすると、データ量の30倍近いストレージを要求することになり、1テラではほぼ確実に不足します。

目安は次の通りです。

  • バックアップを“最低限”にするなら

    → メイン容量の1~1.5倍:個人利用の1テラは現実的な選択

  • 数週間~数か月さかのぼりたいなら

    → メイン容量の2~3倍:企業や動画ヘビー層は2テラ以上が安全

バックアップ設計を先に決め、それを満たせるかどうかで、1テラに収めるのか2テラに上げるのかを判断すると、後からの増設や移行で疲弊するリスクをかなり減らせます。

クラウドストレージやハードディスクの役割分担で容量と安心感を叶える最適解

3つ目の質問は「どのデータをどこに置くか」です。ここを整理すると、むやみに大容量を買わなくても、安心感をグッと高められます。

役割分担の基本イメージは次の通りです。

場所 得意な役割 置くと相性の良いデータ
PCや内蔵SSD/HDD 高速アクセス・作業用 今まさに編集する動画・進行中プロジェクト
外付けHDD/SSD 大容量・長期保管 完成した動画、過去の案件、ゲームアーカイブ
クラウドストレージ 共有・遠隔アクセス・保護 共有中のドキュメント、重要ファイルのコピー

私の視点で言いますと、容量トラブルを起こす人や企業は、作業用と保管用、共有用を全部同じストレージに詰め込んでいます。その結果、テレワーク開始と同時に全社員がクラウドにバックアップを流し込み、1テラプランが数か月でパンクするケースが後を絶ちません。

チェックしたいのは次の3点です。

  • よく開くファイルはPCか高速SSDに集約しているか

  • 消さないけれど頻繁には開かないデータを外付けドライブに逃しているか

  • 会社の共有や災害対策としてクラウドを“コピー置き場”にしているか

この整理ができていれば、1テラでも運用次第で十分に回せますし、「動画を業務で多用する」「監視カメラやログを長期保管する」といったケースでは、迷わず2テラ以上とクラウドの併用を選ぶ判断もしやすくなります。

最終的に大事なのは、「どれくらい増えるか」「どれだけ残すか」「どこに置くか」の3つを、自分の生活や仕事に当てはめてイメージできているかどうかです。この3つの質問に答えられれば、1テラか2テラかで二度と迷わなくなります。

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よくある勘違いをプロ目線でズバッと仕分け!「1テラあれば安心」のウラ側

とりあえず大容量を選ぶのが危ない時代へ突入?その本当の理由

「迷うくらいなら大きい容量で」と考える人が増えていますが、ストレージは大きいほど正解ではなくなっています。理由は3つあります。

  • サブスクやクラウド前提で、ローカルに溜め込む必要が減っている

  • 容量が増えるほど、バックアップと復旧にかかる時間が伸びる

  • 大きなHDDやSSDほど、故障したときの被害が一気に大きくなる

私の視点で言いますと、企業のファイルサーバーでも「とりあえず4TB買っておこう」が裏目に出るケースが目立ちます。容量が余ると、不要なファイルや同じデータのコピーをどんどん保存してしまい、どれが最新か分からないカオス状態になりがちです。

容量を買うのではなく、「どのデータをどこに置くか」という運用をセットで設計しないと、大容量はただの散らかった倉庫になってしまいます。

容量不足より怖い設定やり直しと情報漏洩リスクを知るべき

本当に怖いのは、「足りない」ことそのものよりも、足りなくなった後のドタバタです。現場でよく起きる流れを整理すると、リスクが見えてきます。

状況 よくある対応 潜むリスク
ストレージが満杯 とりあえず外付けHDDを追加 どこに最新データがあるか誰も分からない
クラウド容量が上限 共有フォルダを個人アカウントに移す 退職時にデータごと持ち出される危険
PCの空きが不足 古いバックアップやログを手作業削除 誤削除で復旧不能になる可能性

特にテレワーク導入後は、各ユーザーが自分のPCやクラウドに好き勝手に保存し始め、アクセス権が管理されないままデータが散乱します。容量だけ足しても、権限や共有ルールを見直さない限り、情報漏洩リスクは右肩上がりになります。

容量トラブルはセキュリティトラブルの入口になりやすい、という前提で対策を組み立てることが重要です。

1テラは何ギガかを知ったあとで使うべき本音の判断軸

単位の換算を理解した次の一歩として、「自分はどのくらい増やし続けているか」を軸に考えると、容量選びが一気に現実的になります。

確認ポイント 個人ユーザーの目安 企業・チームの目安
月あたり増加量 写真・動画・ゲームの合計GB 共有フォルダの増加GB
バックアップ方針 何世代残すか(例:3世代) 何日・何ヶ月分ログを残すか
保存場所の分担 PCとクラウドの役割 ファイルサーバーとクラウドの役割

おすすめは、次の順番で考えることです。

  1. 今あるデータ量と、半年でどれだけ増えたかをざっくり計測する
  2. 「最低限残したい期間」を決めて、必要なバックアップ容量を見積もる
  3. そのうえで、ローカルとクラウドをどう分担するかを決める

こうして逆算すると、「パソコンは500GBで十分だが、クラウドは1TBプランが必要」や「PCは1TB、クラウドは共有用に500GBで足りる」といった役割ベースの最適解が見えてきます。

容量は大きさよりも、増え方と残し方で選ぶ時代に変わっています。単位の知識を入り口に、自分や自社のデータの増え方を一度棚卸ししてみてください。

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Digital Portが語るDXとストレージ容量の今とリアル

DXやテレワークの現場で本当に起きている容量トラブルをパターンで見て働き方を守る

DXやテレワークは「紙からクラウドへ」の華やかな話に目が行きがちですが、現場で悲鳴を上げるのは地味にストレージ容量です。最初は余裕に見えた1TBが、ある日いきなり警告マークだらけの真っ赤な表示に変わる、その典型パターンを整理します。

  • 全社員がPCのデスクトップを丸ごとクラウドへバックアップ

  • オンライン会議の録画ファイルを「消すのが不安」で撮りっぱなし

  • 写真付きの報告書・PDF・スキャンデータをファイルサーバーへひたすら保存

ここに監視カメラの録画とUTMのログ保存が乗ってくると、1TBは一気に溶けます。フルHD常時録画のカメラを複数台運用すると、保存日数を確保するにはTB単位の増設が必要になり、テレワーク用の共有フォルダを圧迫します。働き方改革のつもりが、「保存禁止」アラート連発で逆に仕事が止まる、これが現場でよく見る流れです。

ストレージやクラウドやUTMが絡むオフィス設計で容量を失敗しない発想法

容量設計で失敗しない企業は、単にTB数を増やすのではなく、「何がどこに、どれくらい溜まるか」を意識してレーン分けをしています。

  • 業務ファイル用ストレージ

  • 監視カメラ・録画専用ストレージ

  • ログ保存用ストレージ

  • クラウド共有・バックアップ用ストレージ

この4レーンを分けて考えるだけで、「気付いたら全部同じ1TBの箱に突っ込んでいた」という事態を回避しやすくなります。私の視点で言いますと、UTMや各種システムのログは、容量は小さく見えても保存期間の設定次第で数年分が一気に膨れ上がります。ログをすべて同じクラウドに流す前に、「何カ月保持するのか」「アーカイブ先を分けるのか」を決めておくことが、容量コストとセキュリティの両立には欠かせません。

代表的な考え方を表にまとめます。

種類 保存場所の例 設計のポイント
業務ファイル ファイルサーバー 社内共有しやすいフォルダ構成
監視カメラ 専用HDD・NAS 解像度と保存日数から必要TBを算出
UTM・各種ログ 専用ログサーバー 保存期間を明確化し古い分は圧縮
テレワーク用 クラウドストレージ 権限管理とバックアップをセットで設計

情報セキュリティやバックアップ知識と合わせて「会社のデータを守る道筋」までサポート

容量トラブルの本質は、「どれくらい入るか」だけでなく、「壊れたときにどれくらいで戻せるか」を考えていない点にあります。1TBを超えるストレージを1本だけ巨大化させると、バックアップ時間も復旧時間も比例して伸び、障害時のダウンタイムが致命的になります。

  • 重要ファイルは世代管理付きのクラウドへ

  • 監視カメラやログは、一定期間を過ぎたら自動削除または低コスト領域へ移動

  • ノートPCはフルバックアップではなく、ユーザーデータだけをクラウドへ同期

このように、「何でもフルバックアップ」から「守るべきデータを選び、守り方を変える」発想に切り替えると、同じ1TBでも安心感がまったく違います。

Digital Portは、DXやテレワークを支えるオフィスインフラ全体を扱う情報メディアとして、ストレージ容量の話を単位の豆知識で終わらせず、バックアップ設計や情報セキュリティとつないで解説していきます。パソコン1台の容量から、企業全体のファイルサーバー構成、UTMログの扱いまでを一本のストーリーとして捉えることで、「TBはいくつ必要か」ではなく「どんな働き方を、どこまで安全に守りたいか」から容量を逆算できるようになるはずです。

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この記事を書いた理由

著者 – 平井 悠介 | 株式会社アクスワン 広報 / 『Digital Port』編集・運営

「1テラは何ギガか」を調べている方の多くが、実は容量そのものよりも、お金と時間を無駄にしたくないだけだと感じています。私自身、広報として社内外のデータ管理を任される中で、中小企業を中心におよそ40社ほどのPC入れ替えやファイルサーバー導入を横で見てきましたが、「1テラなら安心」と言われて導入したサーバーが、テレワーク開始から1年で真っ赤になったケースが繰り返し起きました。監視カメラの録画日数を延ばしたら、1テラのハードディスクが数カ月で埋まり、慌てて録画設定をいじった結果、肝心な事故当日の映像が残っていなかった企業もあります。私自身も、自宅PCを「1テラあれば余裕」と思い込んで動画編集を始め、半年で外付けストレージの追加出費に後悔しました。数字の仕組みを正しく押さえずに「感覚」で選ぶと、こうした失敗に必ず近づきます。この記事では、難しい数式ではなく、写真は何枚、動画は何時間、バックアップは何世代という目線で、「1テラが自分や自社に本当に合うのか」を判断できる材料を届けたいと考えています。容量選びを一度きちんと理解すれば、その後のPCやクラウド選びの迷いが大きく減るはずです。

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