毎週ブログを更新しているのに検索順位も問い合わせも動かない。この状態が続いているなら、原因は「努力不足」ではなく、SEO対策の種類と優先順位を取り違えていることにあります。内部対策と外部対策、コンテンツSEO、テクニカルSEO、MEO。これらを一括りにして進めるほど、リニューアル直後だけ伸びて1年後に失速するサイトが量産されます。
本記事では、SEOの基本用語をなぞるのではなく、実務で直面しがちな「成果ゼロ」「SEO対策は意味ない」に陥る構造的な欠陥を分解します。そのうえで、SEOの三大要素を軸に、サイトの種類別に何から着手し、どの施策をやめ、自分でできる範囲と専門家に任せるべき領域をどう線引きするかまで具体的に整理します。
読み終えるころには、内部対策やコンテンツの見直しだけでなく、やってはいけない被リンク施策を避けながら、自社のBtoBサイトやローカルビジネス、ECにとって現実的なSEO施策一覧とチェックリストを自分で組める状態になっているはずです。今の方向性が合っているかを検証し、ムダな施策を即座に止めたい方こそ読み進めてください。
- いま多くの企業で起きているSEO対策の勘違いと、じわじわ失速する怖いシナリオ
- SEO対策の種類を一枚の地図で整理する内部対策と外部対策とコンテンツSEOとテクニカルSEOとMEOの位置関係
- 内部SEO対策でまず固める土台クローラビリティとユーザビリティを同時に底上げする
- コンテンツSEOの種類と設計術とりあえず記事量産から卒業するための再スタートガイド
- 外部SEO対策のリアルやってはいけない被リンク施策とやるべき信頼シグナルの集め方
- SEO対策は意味ないと感じたときにこそ見直したい三つのチェックポイント
- 自分でできるSEO対策と専門家に任せるべき施策のちょうどいい境界線
- サイトの種類別に変わる優先すべきSEO対策の種類BtoBとローカルとECの必勝パターン
- DXとオフィス環境まで含めたSEO対策の位置づけDigital Portだけが見える現場目線
- この記事を書いた理由
いま多くの企業で起きているSEO対策の勘違いと、じわじわ失速する怖いシナリオ
気づいたときにはグラフが「右肩上がり」ではなく「横ばいの心電図」になっている──現場でよく見るのは、そんな静かな失速パターンです。しかも厄介なのは、多くの担当者が「頑張っているつもり」の状態で起きることです。
まずは、現場で本当によく出会う3つのシナリオを整理します。
毎週ブログ更新しているのに成果ゼロになる典型パターン
週1更新を1年続けても、問い合わせがほぼ増えないケースは珍しくありません。中身を見ていくと、次のような共通点があります。
-
キーワードの種類がバラバラで、ターゲットも不明確
-
検索ユーザーではなく、自社の言いたいこと中心のコンテンツ
-
内部リンクがほぼなく、記事同士が「点」で終わっている
ざっくり整理すると、次のような構造になっていることが多いです。
| 状態 | 現場でよくある実態 | 検索エンジンからの見え方 |
|---|---|---|
| キーワード設計 | 思いつきのテーマで記事作成 | 評価軸が定まらず「何のサイトか不明」 |
| 記事の内容 | 社内ニュース、日記的な更新 | ユーザーの課題解決につながらない |
| 内部リンク | ほぼなし、関連記事も未設定 | クローラーの巡回が浅くなる |
こうしたサイトは、ページ数だけ増えた「倉庫」に近くなります。検索エンジンはコンテンツの質と一貫性を重視するため、量だけ増やしても評価は上がりません。
実務では、既存記事のリライトと内部リンク設計を1〜2カ月集中して行うだけで、アクセス構成がガラッと変わるケースが多いです。
リニューアル直後は順調なのに1年後に伸びが止まる本当の理由
デザイン刷新とともに一時的にアクセスが伸び、その後ピタッと止まるパターンもよく起きます。原因は「テクニカル面の改善だけで燃料(コンテンツ)補給を止めてしまうこと」です。
リニューアル時は、次の要素が一気に改善されやすいです。
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ページ速度の向上
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モバイル対応
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ナビゲーションの整理
-
不要ページの削除
これらは短期的な検索順位の押し上げ要因になります。ただし、その後のコンテンツ追加やキーワード戦略を止めると、1年ほどで他社サイトに追い抜かれます。
私の視点で言いますと、リニューアル後に「制作会社とのプロジェクトが終わった瞬間に、社内で何も手を付けなくなる」ケースは本当に多く、その結果としてグラフが平坦化していきます。
失速を防ぐには、リニューアル時点で次をセットで決めておくことが重要です。
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半年〜1年分のコンテンツ計画
-
優先キーワードの一覧と担当者
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毎月見るべき指標(検索順位、流入、CV)
外部対策に頼りすぎて検索エンジンから疑われるサイトの危ない共通点
もうひとつ静かに危険なのが、外部リンク頼みの戦略です。一見すると検索順位が上がることもありますが、検索エンジンの評価が厳しくなったタイミングでまとめて順位を落とすリスクを抱えます。
怪しいパターンには、次のような特徴があります。
-
特定の時期にだけ不自然にリンクが増えている
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業種もテーマも無関係なサイトからのリンクが多い
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アンカーテキストが同じ文言に偏っている
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サイテーション(社名やブランド名の自然な言及)がほぼない
これらは、検索エンジンから見ると「お金で買った評価」の可能性が高いシグナルとして映ります。外部対策で本来目指すべきなのは、次のような状態です。
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業界メディアやパートナー企業からの自然なリンク獲得
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事例紹介やホワイトペーパーなど、引用されやすい情報の公開
-
ブランド名での検索回数の増加
リンクの本質は「信頼の投票」です。短期間で票だけ増やしても、土台となるコンテンツや内部構造が弱ければ、いずれ評価は揺り戻されます。
この先で整理していく内部施策、コンテンツ設計、テクニカルな基盤づくりを組み合わせることで、外部からの信頼シグナルも自然と積み上がっていきます。まずは、「量を増やす」「リンクを集める」という発想から一歩引き、どの種類の施策が自社の成長を支えるのかを冷静に見直すことがスタートラインになります。
SEO対策の種類を一枚の地図で整理する内部対策と外部対策とコンテンツSEOとテクニカルSEOとMEOの位置関係
SEO対策の三大要素と内部対策と外部対策とコンテンツSEOの意外な力関係をざっくり整理
まず押さえたいのは、検索エンジンの評価軸は大きく次の三つに集約できることです。
-
構造と技術面の整備(テクニカル+内部)
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コンテンツの価値(コンテンツSEO)
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外部からの信頼(外部施策)
よく「内部と外部をバランス良く」と言われますが、現場の感覚では「土台7:信頼3」くらいのイメージで設計すると安定します。リニューアル直後だけ伸びて1年後に失速するサイトは、このバランスが崩れています。
代表的な種類の位置関係を地図として整理すると、次のようになります。
| 軸 | 目的 | 主な施策例 | 優先度の目安 |
|---|---|---|---|
| 内部(オンページ) | ページ単位の理解を高める | タイトル・見出し・内部リンク・画像alt | 高 |
| テクニカル | サイト全体を正しく巡回させる | インデックス最適化・URL設計・速度改善 | 最高 |
| コンテンツSEO | 検索意図に合う情報を提供する | 記事作成・リライト・構成改善 | 最高 |
| 外部 | 第三者からの信頼を獲得する | 自然な被リンク・サイテーション・露出 | 中 |
| MEO/ローカル | 地域検索での発見性を高める | ビジネスプロフィール・口コミ・地図最適化 | サイト次第 |
私の視点で言いますと、中小企業で成果が出ていないケースの8割は「コンテンツ以前にテクニカルとオンページ内部が穴だらけ」な状態です。外部リンクを増やす前に、まずは検索エンジンとユーザーの両方にとって読みやすい構造かを疑った方が早く成果につながります。
テクニカルSEOとオンページ内部対策の違いをクローラー目線でスッキリ理解する
テクニカルと聞くと難しく感じますが、クローラーの動きをイメージすると整理しやすくなります。
-
テクニカル
クローラーが「サイト全体を迷子にならず巡回できるか」を整える作業です。
例:XMLサイトマップ、robots.txt、重複URLの正規化、モバイル対応、ページ速度、サーバー設定など。 -
オンページ内部
クローラーが「このページは何のテーマか」を一瞬で理解できるようにする作業です。
例:タイトル、見出し構造、本文のキーワード配置、内部リンク、パンくずリスト、画像のalt属性など。
クローラーから見ると、
- テクニカルでサイト全体の「道路地図」を整える
- オンページ内部で各ページの「住所と表札」をわかりやすくする
この順番で理解が進みます。テクニカルが崩れていると、高品質な記事を量産しても「そもそもたどり着けない」状態になり、リソースが完全に空振りします。
MEO対策とローカルSEOはどこまでがSEO対策でどこからが店舗運営なのかを切り分ける
店舗ビジネスの場合、検索結果にはWebサイトと地図情報の二つの入口が並びます。この二つを混同すると、施策の優先順位を誤りやすくなります。
| 領域 | 主な目的 | 施策の中身 | SEOとの関係性 |
|---|---|---|---|
| ローカルSEO | 地域キーワードでの露出拡大 | 店舗ページの最適化・地域コンテンツ・内部対策 | 検索エンジン対策そのもの |
| MEO | 地図枠での露出と来店促進 | ビジネス情報設定・営業時間・カテゴリ選定 | 検索+マップのハイブリッド |
| 店舗運営サイド | 信頼とリピートの最大化 | 口コミ対応・接客品質・オペレーション改善 | 評価シグナルを強める土台 |
ここで重要なのは、口コミの星だけを増やそうとする発想は危険という点です。口コミはあくまで店舗運営の結果として蓄積されるもので、無理に依頼し過ぎると不自然なパターンとして検索エンジンに疑われることがあります。
ローカルビジネスが現実的に成果を出す流れは、次のステップが鉄板です。
- テクニカルと内部で店舗サイト自体を整える
- 地図上での情報(住所・電話番号・カテゴリ)を正確に統一する
- 地域の検索意図に合わせたコンテンツ(アクセス方法、駐車場情報、周辺施設情報など)を追加する
- 日々の店舗運営クオリティを上げ、その結果として自然な口コミを獲得していく
ここまで整理しておくと、自社はどの種類から着手すべきか、どこにお金や時間を投下すべきかがかなりクリアになります。中途半端に全部を少しずつ触るより、まずはこの地図に当てはめて「やらない施策」を決めてしまう方が、1年後の成果と社内の納得感が大きく変わってきます。
内部SEO対策でまず固める土台クローラビリティとユーザビリティを同時に底上げする
土台がゆるいサイトは、高層ビルを畳の上に建てるようなものです。コンテンツや外部施策に投資する前に、内部対策で「クローラーが迷わない」「ユーザーが迷わない」状態を作り切ることが、安定した検索順位とコンバージョンへの最短ルートになります。
私の視点で言いますと、成果が出ていない相談の7〜8割は、この土台の設計ミスに行き着きます。
テクニカルSEOの必須チェックリストインデックスとサイト構造とページ速度の押さえるべき勘所
テクニカル領域は細かく見えますが、やることを絞ればシンプルです。まずは次の3ブロックで洗い出してください。
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インデックス
-
サイト構造
-
ページ速度
それぞれの要点を一覧にすると、優先順位が整理しやすくなります。
| ブロック | チェックポイント | 影響するもの |
|---|---|---|
| インデックス | noindexの誤設定 / 重複URL / サイトマップ未整備 | 検索結果への表示有無 |
| サイト構造 | 階層の深さ / パンくず / 内部リンク網 | クローラーの巡回効率 |
| ページ速度 | 画像容量 / 不要スクリプト / キャッシュ設定 | 離脱率と評価の両方 |
特にBtoBサイトでは、PDFだけが量産されてHTMLページが薄いケースが多く、クローラーが中身を理解できず評価が伸びません。ホワイトペーパーを配布する場合でも、要約コンテンツをHTMLで用意し、インデックスされる「説明ページ」を必ず用意することが重要です。
タイトルと見出しと内部リンクを検索意図から逆算して組み立て直すコツ
内部対策はタグを埋める作業ではなく、「検索意図をサイト構造に翻訳する作業」と捉えると、一気に精度が上がります。押さえたいのは次の3ステップです。
- 想定キーワードごとに検索意図をメモする
- 1ページ1テーマになるようタイトルとh1を決める
- 意図が近いページ同士を内部リンクで束ねる
実務レベルでは、次のような観点でチェックすると、検索エンジンとユーザーの両方に伝わりやすくなります。
-
タイトル
- キーワードを「詰め込む」のではなく、ユーザーの目的が一文で伝わるか
-
見出し
- h2ごとに「質問」として読めるか(例: 何ができるサービスか / 費用はどれくらいか)
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内部リンク
- CVに近いページへ最短で誘導できる導線になっているか
とりあえずブログを増やしたサイトでよくあるのは、記事同士はつながっているのに、サービスページやお問い合わせに橋がかかっていないパターンです。検索意図から逆算すると、「情報ページ→比較ページ→問い合わせ」の流れを内部リンクでデザインする必要があります。
見た目だけのリニューアルで内部対策が崩壊するありがちな失敗パターン
デザインリニューアル後に、検索流入が半年で半減するケースは少なくありません。共通しているのは、UIを良くしたつもりで、テクニカルと情報構造を壊してしまっているパターンです。
ありがちな落とし穴を整理すると、次のようになります。
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URLがすべて変更されたのに301リダイレクトを設定していない
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重要ページのタイトルとh1が「かっこいいコピー」になり、キーワードも内容も伝わらない
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JavaScript主導のナビゲーションになり、クローラーが下層ページにたどり着けない
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ファーストビューの動画や大きな画像でページ速度が悪化し、モバイルの離脱が急増
特にテクニカルSEOを考慮しないまま、LPのような作りを全ページに適用すると、「広告からは見栄えがいいが、検索エンジンには中身が伝わらないサイト」に変わります。リニューアル前後でインデックス数と検索順位、CV数をセットで比較し、異常があればURLと内部リンク構造を最優先で見直すことが、失速を食い止める現実的な一手になります。
コンテンツSEOの種類と設計術とりあえず記事量産から卒業するための再スタートガイド
「毎週更新しているのに、問い合わせが1件も増えない」
この状態から抜け出すカギは、記事数ではなくコンテンツの種類と設計の精度です。
SEO対策とは初心者向けにわかりやすく書くだけでは足りないと感じる理由
初心者向けにやさしく解説する記事は大事ですが、それだけでは営業現場は楽になりません。理由はシンプルで、検索ユーザーの温度がバラバラだからです。
代表的なコンテンツの役割を整理すると次のようになります。
| コンテンツの種類 | 狙う検索意図の温度 | ゴールのイメージ |
|---|---|---|
| 用語解説・基本解説 | 低め「まず理解したい」 | 指名検索やメルマガ登録 |
| 比較・検討ガイド | 中「どれが良いか迷っている」 | 資料請求・サービスページへの遷移 |
| 事例・インタビュー | 高「導入を現実的に検討」 | 相談・見積り問い合わせ |
| ナレッジ・ノウハウ深堀り | 中〜高 | 信頼の積み上げ・自然な被リンク |
多くの企業が「基本解説だけ量産している日記型メディア」になり、検索エンジンからもユーザーからも商談につながるサイトとして認識されません。私の視点で言いますと、失速しているサイトほど「どの記事も温度が同じ」状態が続いています。
キーワードの種類と検索意図を掛け合わせた勝ち筋コンテンツの組み立て方
勝ち筋を作るには、キーワードと検索意図をセットで設計することが欠かせません。
まずは次の3ステップで整理すると、会議でも説明しやすくなります。
- キーワードを分類する
- 検索意図を3レベルで想定する
- サイト内での役割を決める
キーワードの整理イメージは下記の通りです。
| キーワードの種類 | 例のイメージ | 主な検索意図 | 作るべきページ |
|---|---|---|---|
| ビッグ | 「SEOとは 初心者」 | 情報収集 | 用語解説・入門記事 |
| ミドル | 「SEO対策 やり方 自分で」 | 比較・方法検討 | ハウツー記事・チェックリスト |
| ロングテール | 「BtoB SEOコンテンツ 事例」 | 導入に近い検討 | 事例記事・サービス詳細 |
ここから一歩踏み込んで、自社のビジネスKPIとひも付く動線を決めておくと失速しにくくなります。
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解説系記事
- 役割:検索母数の土台づくり
- 動線:関連する比較記事と資料請求への内部リンク
-
比較・検討系記事
- 役割:他社との検討タイミングで露出
- 動線:サービスページと問い合わせフォームへの内部リンク
-
事例系記事
- 役割:不安の解消と最終一押し
- 動線:同業種向け資料・個別相談ページへ送客
この「種類×検索意図×動線」の三点セットが決まると、更新会議で「次は何を書けばいいか」が迷いづらくなります。
リライトと新規記事どちらを優先すべきか迷ったときのリアルな判断フロー
現場で一番モメるのが「リライトを優先するか、新規を書くか」です。リソースが限られる中小企業ほど、ここを間違えると1年後に何も残りません。
判断のために、次のチェックリストを使ってみてください。
-
既存記事の検索順位と流入
- 10〜30位にいる記事
- すでに月数十PV以上ある記事
→ リライト優先候補
-
事業上重要なのに、そもそもページがないテーマ
→ 新規作成を最優先 -
古くなった情報がコンバージョンに悪影響を与えているページ
→ ランディングページを含めて緊急リライト
優先度を表にすると、議論しやすくなります。
| 状況 | 優先すべきアクション | ポイント |
|---|---|---|
| 順位10〜30位の記事が多い | リライト | タイトルと見出し、内部リンクを再設計 |
| 指名キーワードは強いが情報記事が少ない | 新規記事 | 基本解説と比較ガイドを集中的に制作 |
| LPはあるがブログが日記状態 | 設計し直して新規・リライト半々 | 事例とハウツーを軸に再編成 |
実務では、3ヶ月単位で「新規6割、リライト4割」からスタートし、成果が出始めた領域はリライト比率を増やす形が回しやすいケースが多いです。
数だけを追う更新から、「どの記事を、どの順番で整えるか」という設計に切り替えることで、同じ本数でも検索エンジンからの評価とビジネスの成果が段違いになります。
外部SEO対策のリアルやってはいけない被リンク施策とやるべき信頼シグナルの集め方
外部対策は、当たれば大きい反面、やり方を誤ると「一晩で検索順位ごと吹き飛ぶ爆弾」になります。内部やコンテンツの地道な改善を半年続けるより、1本の危ないリンクの方が大きくマイナスに働くケースも珍しくありません。ここでは、現場で何度も見てきた外部施策のリアルな線引きを整理します。
いまだに消えない被リンクを買えば順位が上がる営業トークの裏側
今もなお、営業メールやSNSで「月○本の被リンクで上位表示します」という提案が飛び交います。仕組みを分解すると、ほぼ次のどれかです。
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自社が管理する大量の低品質サイトから一斉にリンクを張る
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お金を払って関係の薄いメディアに記事広告を量産する
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フォーラムやプロフィール欄に機械的にURLをばらまく
これらはクローラーから見ると、ユーザーのための情報ではなく、検索結果を操作するためだけの構造になっています。Googleのガイドラインでは明確にスパムとされるパターンで、短期的に表示が上がっても、アップデートのたびに不自然なリンクが一気に評価を落とすリスクが高い施策です。
私の視点で言いますと、外部業者に任せた結果「どこからリンクを張られているか把握できていないサイト」は、後から分析と火消しに大きなコストがかかることがほとんどです。費用対効果を考えると、最初から避けた方がよい種類の対策だと考えています。
検索エンジンが本当に評価している外部シグナルとは何か(リンクとサイテーションとブランド検索)
検索エンジンは、単純なリンクの本数ではなく、外部からの信頼の文脈を総合的に見ています。代表的なシグナルを整理すると次の通りです。
| 外部シグナルの種類 | 中身 | 検索エンジンが見るポイント |
|---|---|---|
| 被リンク | 他サイトのページからのリンク | 発リンク元の品質とテーマの近さ、アンカーテキスト、自然さ |
| サイテーション | URLや社名の言及のみ | 業界内でどれだけ情報源として参照されているか |
| ブランド検索 | 社名やサービス名での検索 | ユーザーが「名指しで探している」頻度と推移 |
重要なのは、ユーザーが本当に役立つと感じた結果として生まれたシグナルかどうかです。同じ1本のリンクでも、
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業界メディアの記事で、特定テーマの参考情報として紹介されている
-
比較サイトのフッターに「相互リンク集」として並べられている
この2つでは、検索エンジンからの評価はまったく別物になります。前者はコンテンツの品質や専門性が認められた証拠ですが、後者はランキング操作の意図が濃く、アルゴリズム更新のたびに価値が低下していきます。
BtoB企業が自然な被リンクを集めている地味だけど効く実践パターン
BtoBのWeb担当者が「お金でリンクを買わずに外部評価を積み上げる」ためには、派手さよりも再現性の高いパターンを積み重ねる方が現実的です。具体的には、次の3ステップが王道です。
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業界の困りごとに直撃するコンテンツの設計
- 専門ツールの比較表
- 法改正の要点まとめ
- 導入チェックリストやテンプレートの配布
これらは他社担当者が社内資料に転用しやすく、自然と引用リンクが付きやすい形式です。
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「引用してもらいやすい見せ方」へのチューニング
- 図解や表を画像ではなくテキスト中心で作成
- 見出しとURL構造をテーマごとに整理
- 出典として引用しやすい一文をページ冒頭に配置
こうした細かい設計だけで、同じ情報量でも被リンク獲得率が変わります。
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PRと営業を外部シグナル獲得モードに切り替える
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プレスリリースでホワイトペーパーや調査データを案内する
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共催ウェビナーで資料ダウンロードページを共通の着地点にする
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パートナー企業の事例ページに、自社コンテンツへの参考リンクを提案する
これはテクニカルに見えて、やっていることは「業界内で役立つ情報を先に出し、きちんとURLを整えておく」だけです。被リンクはゴールではなく、情報提供の結果として後からついてくる評価指標と捉えると、危ない近道に手を出さずに済みます。
外部対策は、内部やコンテンツの地盤が固まったあとでこそ効いてきます。まずは自社サイトの強みを言語化し、「どんな検索意図のユーザーに、どんな情報を提供すると、誰から引用されそうか」を逆算するところからスタートしてみてください。
SEO対策は意味ないと感じたときにこそ見直したい三つのチェックポイント
成果が出ないタイミングは、やめどきではなく「設計図を描き直すチャンス」です。現場で失速しているサイトを見ると、ほぼ必ず次の三点でつまずいています。
そもそも正しく計測できているか検索流入とコンバージョンの読み解き方
多くの担当者が「アクセス数」だけを見て判断してしまいます。見るべきは次の三層です。
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流入キーワードごとのセッション数
-
そのキーワードからのコンバージョン率
-
ランディングページの直帰率と滞在時間
特にBtoBでは、指名検索とお役立ち記事がごちゃ混ぜになっていることが多く、正しい評価ができません。
| 指標 | よくある落とし穴 | 確認のポイント |
|---|---|---|
| セッション数 | 全体だけを見て増減で一喜一憂する | 流入キーワード単位で分解する |
| コンバージョン数 | 指名検索の成果だけをSEOの成果と誤認 | 非指名キーワードで見直す |
| ランディングページ | トップページだけをチェック | 記事ページ単位で離脱を把握する |
種類ごとのSEO対策とビジネスKPI(問い合わせや資料請求や来店)のつなげ方
内部やコンテンツや外部やMEOなど、施策の種類ごとに役割を切り分けてKPIを置くと、投資判断が一気にクリアになります。
| 施策の種類 | 主な役割 | 直結しやすいKPI |
|---|---|---|
| 内部+テクニカル | 検索エンジンに正しく理解させる | インデックス数、表示回数 |
| コンテンツ | 見込み客の信頼とニーズの可視化 | 資料請求、ホワイトペーパーダウンロード |
| 外部 | ドメイン全体の信頼シグナル強化 | 指名検索数、自然な被リンク数 |
| MEO | 近隣ユーザーの行動喚起 | ルート検索数、電話タップ数 |
「問い合わせが増えない」場合、コンテンツの質ではなく、そもそもコンバージョンポイントが弱いケースも多いです。フォームが分かりにくい、CVボタンが目立たない、スマホで入力しづらいといったUXも合わせて見直すべきです。
三ヶ月と六ヶ月と十二ヶ月で現実的にどこまで変化を期待していいのか
期間ごとに期待する変化を誤ると、「意味ない」という誤解が生まれます。私の視点で言いますと、現場では次のような時間軸で見るとブレにくくなります。
| 期間 | 現実的に追うべき変化 |
|---|---|
| 3ヶ月 | 主要ページのインデックス完了、表示回数の増加 |
| 6ヶ月 | ミドル〜ロングテールの検索順位安定、CVの微増 |
| 12ヶ月 | 重要キーワード群の土台確立、CVの構造的な増加 |
もし6ヶ月経ってもインデックス数と表示回数がほぼ変わらないなら、内部やテクニカルの設計がボトルネックです。逆に、表示回数は増えているのにCVが増えない場合は、コンテンツの検索意図とのズレか、問い合わせ導線の弱さを疑うべきです。
「アクセスはあるのに売上につながらない」状態を冷静に分解できれば、やめる施策と続ける施策がはっきりし、限られたリソースでも勝負できる設計に変えられます。
自分でできるSEO対策と専門家に任せるべき施策のちょうどいい境界線
「どこまで自社でやるべきか」「どこからプロに任せるべきか」が曖昧なままだと、予算も時間もじわじわ漏れていきます。ここでは、現場で本当に線を引いているポイントを、タスク単位で分解していきます。
社内だけで回しやすい内部対策とコンテンツSEOのタスク分解術
まず押さえたいのは、「社内でしか書けない情報」と「社外に出した方が速い作業」を見分けることです。
代表的なタスクを整理すると次のようになります。
| 領域 | 社内でやりやすい作業 | 外注と分担しやすい作業 |
|---|---|---|
| 内部対策 | タイトル・見出しの草案作成 / 製品説明の文章修正 | メタ情報の一括設定 / 内部リンク構造の設計 |
| コンテンツ | 専門記事のネタ出し / 事例・インタビュー / Q&A作成 | ライティング量産 / 画像制作 / 入稿作業 |
| 分析 | 検索キーワードの仮説出し / 問い合わせ内容の整理 | Googleアナリティクスやサーチコンソールの詳細分析 |
社内でしか持っていない「顧客の生の質問」「営業現場のストーリー」は、どれだけ予算をかけても外注からは出てきません。そこを元に、ライティングや入稿といった作業部分を外部に振り分けると、コストに対する効果が一気に上がります。
私の視点で言いますと、成果が出ている企業ほど「記事の骨組みと検索意図は社内」「文章に肉付けする部分はパートナー」という役割分担に落ち着いています。
テクニカルSEOと大規模サイト設計でプロの支援が一気に効いてくる領域
テクニカルな領域は、「失敗すると検索エンジンのクローラーがそもそも巡回しない」「インデックスが外れる」といった致命傷になりやすく、ここから先を社内だけで抱え込むのはリスクが高くなります。
-
CMS移行やリニューアルでURL構造を変える
-
数百ページ以上のサイトでパンくずリストや内部リンク構造を再設計する
-
コアウェブバイタルやページ速度を改善する
-
noindexやcanonical、サイトマップの設計を見直す
このあたりは、一度プロに「設計図」を引いてもらい、その後の運用は社内で回す形が理想です。中小企業で多いのは、デザイン会社主導でリニューアルした結果、JavaScriptだらけでテキストが読めないページ構造になり、検索順位がまとめて落ちるケースです。
テクニカルな診断だけでも第三者に入ってもらうと、「どこに手を付ければ一番検索順位に効くか」がはっきり見えるようになります。
外部パートナーを選ぶときにチェックしたい施策の種類と報告内容の中身
パートナー選びで失敗すると、「毎月レポートは届くが、問い合わせ数は増えない」という状態が長く続きます。契約前に必ず確認したいポイントを整理します。
1. 実行する施策の種類が具体かどうか
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内部対策: どのページのどの要素をどう改善するのか
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コンテンツ: どの検索キーワード群に対して、何本の記事を作るのか
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外部対策: 被リンクではなく、どんなメディア露出やサイテーションを狙うのか
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テクニカル: サイト速度や構造で、どの指標をどこまで改善するのか
「検索順位を上げます」「被リンクを獲得します」といった抽象的な表現だけなら、一度立ち止まった方が安全です。
2. レポートで見るべき最低ライン
-
検索流入数の変化だけでなく、問い合わせ・資料請求・CVとの紐づけ
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施策ごとの影響範囲(どのページで、どんな変化があったか)
-
次の1〜3ヶ月で実施するタスク一覧と優先順位
| 良いレポート | 危ないレポート |
|---|---|
| 施策内容と数値の因果関係を説明している | グラフと専門用語だけで具体的な行動が見えない |
| ビジネスKPIとの関係を毎月アップデートしている | 検索順位のスクリーンショットだけを並べている |
検索エンジンのアルゴリズムやGoogleの評価軸は変化し続けますが、「何を誰がどこまでやるのか」をタスクレベルに分解し、社内と外部の境界線をはっきりさせておくと、変化に振り回されずに進めていけます。
サイトの種類別に変わる優先すべきSEO対策の種類BtoBとローカルとECの必勝パターン
「全部の施策に手を出して、どれも中途半端」になっているサイトは、種類ごとの優先度が整理できていません。サイトの役割ごとにやるべき対策を切り分けるだけで、同じリソースでも数字の伸びがまったく変わります。
まず全体像をざっくり整理します。
| サイトタイプ | 最優先の対策軸 | 補強で効く対策 |
|---|---|---|
| BtoB | コンテンツとリード獲得導線 | テクニカルと自然な外部シグナル |
| ローカル | MEOと口コミ | 地域キーワードのコンテンツ |
| EC | 内部構造と商品情報の最適化 | カテゴリ軸のコンテンツとレビュー |
BtoBサイト向けホワイトペーパーとコラムとサービスページの役割をどう振り分けるか
BtoBで成果が出ないサイトは、「全部コラム」「全部会社案内」になっているケースが多いです。役割を分解すると、次のような設計が鉄板です。
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サービスページ
- 目的:問い合わせ・資料請求を生む着地ページ
- 対策:検索キーワードと課題をタイトルと見出しに明示し、料金・導入プロセス・実績を整理して配置
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ホワイトペーパー
- 目的:メールアドレス獲得(リード獲得)
- 対策:業界のデータや事例を整理し、「ダウンロードの理由」を見出しと要約に書き切る
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コラム(ブログ)
- 目的:検索ニーズの幅を広げて見込み客を育成
- 対策:初心者向け・比較検討向け・導入検討向けの3段階でカテゴリを分け、内部リンクでサービスページやホワイトペーパーに必ずつなぐ
私の視点で言いますと、BtoBで失速しているサイトは、コラムのPVばかり追いかけて「リード数」と紐づけていないことがほぼ共通しています。検索流入を必ずフォームと資料請求に橋渡しする導線設計が、BtoBの核心です。
ローカルビジネス向けMEO対策と口コミと地域コンテンツをどう組み合わせるか
店舗ビジネスでは、検索エンジンより先にマップアプリで選ばれる時代になっています。ここでの勝ち筋は「店舗情報の正確さ」と「口コミ」と「地域コンテンツ」の三点セットです。
-
MEO(マップ上の最適化)
- Googleビジネスプロフィールの名称・住所・電話・営業時間・カテゴリを正確に登録
- メニューやサービス内容を写真とテキストで詳しく掲載
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口コミの設計
- 会計時やアフターフォローのタイミングで、自然なレビュー依頼のフローを用意
- 否定的な口コミにも丁寧に返信し、検索ユーザーに安心感を与える
-
地域コンテンツ
- サイト側で「地域名+業種」「駅名+悩み」で検索されるページを用意
- 近隣のランドマークからのアクセス案内や、地域イベントとの連動記事でサイテーションを増やす
ローカルは、サイト単体の評価よりも「現場の体験」と「オンラインの情報」がどれだけ一致しているかが重要です。現場オペレーションまで含めた対策が、結果的に検索順位にも直結します。
ECサイト向けカテゴリページと商品ページの内部対策とコンテンツ強化のベストバランス
ECは、商品点数が増えるほどクローラーとユーザーの両方が迷子になりやすくなります。そこで要となるのが、カテゴリページを「案内係」、商品ページを「決裁係」として役割分担する考え方です。
-
カテゴリページの役割
- 目的:ユーザーの目的別に商品を絞り込みやすくする
- 対策:用途別・価格帯別・サイズ別の絞り込み、売れ筋やランキング、選び方ガイドを配置し、内部リンクを整理
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商品ページの役割
- 目的:カート投入率の最大化
- 対策:タイトルに商品名と型番と主要な特徴を含める、画像を複数サイズで用意、仕様・比較表・レビューを充実
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内部対策のポイント
- URLルールとパンくずリストでサイト構造を明確化
- 重複しがちな説明文は、カテゴリごとに差別化したテキストを用意し、検索エンジンに商品の違いを伝える
ECでありがちな失速パターンは、「新商品追加=類似ページ乱発」となり、インデックスが分散して評価が薄まることです。カテゴリを軸にサイト構造を固め、そこから商品ページへ検索評価を流すイメージで設計すると、在庫が増えても育てやすいサイトになります。
DXとオフィス環境まで含めたSEO対策の位置づけDigital Portだけが見える現場目線
広報やWeb担当が一人きりの会社でSEO対策の種類をどう絞り込めば消耗しないか
人手が足りない会社ほど、「全部やろう」として何も積み上がらない状態に陥ります。まずは、施策をやるものと捨てるものに分ける発想が必要です。
優先順位は次の3ステップに整理しておくと迷いません。
- サイトの土台を整える内部とテクニカル
- 既存ページのリライトとコンテンツの改善
- 外部シグナル(被リンクと口コミ)をじわじわ獲得
特に一人担当の会社では、次のようなタスク分解が現実的です。
| 優先度 | 自社で実行しやすい施策 | 手放してよい施策 |
|---|---|---|
| 高 | タイトルと見出しの改善、検索意図に沿った記事作成 | 被リンク購入営業への対応 |
| 中 | Googleビジネスプロフィール更新、基本的なアクセス分析 | 大規模なシステム改修 |
| 低 | デザイン微調整だけの改修 | 毎日更新を目的にしたブログ量産 |
「毎週1本のリライト」「毎月1本の勝ち筋コンテンツ」のように、カレンダーに落とせる単位まで落とし込むと、消耗せずに継続しやすくなります。
Web制作とシステム開発とセキュリティを一緒に考えるとSEO施策の優先順位がガラッと変わる理由
検索エンジンだけを見て施策を決めると、数年後にシステム負債だけが残るケースが少なくありません。実際には、次の三つは同じテーブルで議論したほうが合理的です。
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Web制作(デザインと情報構造)
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システム開発(CMSや基幹システムとの連携)
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セキュリティ(脆弱性対策やアクセス権限)
私の視点で言いますと、テクニカル改善とセキュリティ強化を同時に進めた案件ほど、後からの改修コストが劇的に小さくなっている印象があります。https対応、不要なプラグイン削除、権限整理などは、クローラーの評価とセキュリティ品質の両方に影響します。
ポイントは、
「アクセスが集まってからセキュリティを考える」のではなく、
「設計段階から安全性とクローラビリティをセットで設計する」ことです。
集客と業務効率化とコスト削減を同時に叶えるための相談先の選び方と付き合い方
施策ごとに別会社へバラバラに相談すると、集客の指標と業務の指標が分断されるため、結局どこにお金を投じるべきか判断できなくなります。相談先を選ぶときは、次の三つを必ず確認してください。
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集客(検索順位やCV)と業務効率(工数削減)の両方をレポートしてくれるか
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サイトだけでなく、社内システムやオフィス環境までヒアリングしてくれるか
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「何をやるか」だけでなく、「何をやめるか」も提案してくれるか
理想は、アクセスログと問い合わせ内容、社内の処理フローまで一体で分析しながら、
「このページの改善で問い合わせ質が上がる」
「この自動化で入力作業を削減できる」
といったレベルまで踏み込んでくれるパートナーです。
集客、業務効率化、コスト削減は、バラバラのプロジェクトではなく一つのDXストーリーとして設計した瞬間から、施策の無駄打ちが目に見えて減っていきます。
この記事を書いた理由
著者 – 平井 悠介 | 株式会社アクスワン 広報 / 『Digital Port』編集・運営
広報として、企業のWebサイト制作やシステム開発、SEO支援に関わっていると「毎週更新しているのに全く反応がない」「高いお金を払って被リンクを買ったのに、むしろアクセスが落ちた」といった相談を繰り返し受けます。よく話を聞くと、施策そのものより「何からやるか」「どこを外注するか」の判断を誤っているケースがほとんどです。
私自身、サイトリニューアルでデザインとコンテンツだけを優先し、テクニカルSEOや計測設計を後回しにしてしまい、数カ月後の失速を招いた苦い経験があります。オフィスインフラやセキュリティを含めて支援していると、SEOだけを個別に最適化しても、問い合わせや来店といった本来のゴールにつながらない現場も見えてきます。
だからこそ本記事では、流行のテクニックではなく、限られたリソースの中で「やるべきSEO」と「やめるべきSEO」を切り分ける軸を明らかにしました。特に、広報やWeb担当が一人で奮闘している会社が、無駄な外注や記事量産に振り回されず、ビジネスに直結する施策だけに集中できるようにすることが狙いです。

