ECのSEO対策でPVだけ増えて売上が伸びないを卒業!本当に効果が出る実践マップ

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あなたのECサイトはPVだけ増えて、検索順位も悪くないのに、売上やコンバージョンがほとんど動いていないのではないでしょうか。多くの自社ECやネットショップが、ブログ記事量産やキーワード詰め込みといった「一般的なSEO対策」に時間と広告費を投下しながら、カテゴリ構造、商品ページ、販売終了ページ、モール内SEOとの役割分担といった本丸を放置したままになっています。
本記事は、ECサイトSEO対策を「記事追加」ではなく、サイト構造と導線設計からやり直す実務マップとして整理しました。ECサイトの商品ページSEO、カテゴリページのコンテンツSEO、canonicalやnoindexを使った終了ページの整理、Shopify SEO設定、MakeShopやカラーミーショップ、EC-CUBEのSEO対策、楽天SEO商品名との違いまで、現場でつまずきやすいポイントを一気に可視化します。
読み進めていただくと、どのキーワードで戦い、どの施策を捨て、どのURLとタイトルを優先的に直せば「PVだけ増えるSEO」から卒業できるかが明確になります。EC SEO対策に割いている時間と予算を、売上に直結する順番へ組み替える設計図として活用してください。

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  1. ECSEO対策のよくある勘違いを先に潰す!PVが増えても売上が伸びない本当の理由
    1. とりあえず記事量産ではネットショップSEO対策が失敗するワケを実体験と共に公開
    2. ECSEO対策と通常のオウンドメディアSEOは根本から違う本質をプロが解説
    3. やってはいけないECSEO対策がもたらす致命傷と“未然防止策”を現場から伝授
  2. ECサイトSEO対策は「構造」と「導線」から!カテゴリやパンくずや内部リンクの設計で売れる仕組みを作る
    1. ECサイト構造とディレクトリ設計で検索キーワードを気持ちよく整理する方法
    2. カテゴリページをコンテンツSEO対策のハブへと育てて売れ行きを加速させるテク
    3. パンくずリストや内部リンクでクローラとユーザー両方が迷わない“黄金ルート”を設計
  3. 商品ページSEO対策で売れるページへ進化!商品名や説明文でCVRを底上げする技
    1. SEO商品名の付け方と楽天商品名ルールを自社ECで最大化させる応用術
    2. ECサイト商品ページSEO対策で絶対に外せないチェックポイント徹底解剖
    3. 商品説明文SEO対策で“スペック羅列ページ”から「買いたくなるページ」への劇的変化
  4. 販売終了や在庫切れやセール品…EC特有の終わったページのECSEO対策最適な片付け術
    1. 販売終了ページを消す前に注目すべきアクセスや売上データの活用ポイント
    2. セール用カテゴリやキャンペーンLPでモバイルフレンドリー崩壊を防ぐプロのコツ
    3. canonicalやnoindexの使い分けで“くずURLの山”をスマートに一掃するテクニック
  5. ShopifyやMakeShopやECCUBEで変わるECSEO対策!プラットフォームごとの攻めどころ大公開
    1. ShopifySEO対策で見落としがちなtitleやURLや構造化データの落とし穴
    2. MakeShopやカラーミーショップで頻発するカテゴリ乱立やモール内SEOのズレを撃退
    3. ECCUBEや自社開発ECで押さえたいXMLサイトマップとクローラビリティ強化のポイント
  6. モール内SEOと自社ECSEO対策を両立!楽天やAmazonとの“ケンカしない最強戦略”
    1. 楽天SEOの商品名やレビュー戦略が自社通販サイトで通じない理由に要注意
    2. モールで刈り取り、自社ECで指名検索やリピートをガッチリ掴む設計術
    3. 越境ECSEO対策で多言語ページや通貨や配送条件をすっきり整理する方法
  7. コンテンツSEO対策とECサイト検索キーワード戦略!何を強化して何を捨てるか明確にする極意
    1. ECサイトSEO対策での検索キーワード選定やトピッククラスターの最高の描き方
    2. ネットショップSEO対策に効く記事と「読まれて終わる記事」の決定的な違いとは
    3. Q&Aやレビューや比較記事を“生きたユーザー投稿コンテンツ”としてSEOで最大活用
  8. 体制や運用ルールで差が出るECSEO対策!丸投げしないチーム作りの秘訣
    1. SEO会社丸投げで失敗するEC運営の共通パターンと本質的解決策
    2. 自社で最低限押さえたいSEOポイントと外注に任せるべき範囲の見極め
    3. 定期診断や改善サイクルで“やりっぱなしSEO”を卒業し成功へ導く仕組み
  9. 技術と現場をつなぐDigital Portの視点!ECSEO対策をDX戦略へ生かして企業を伸ばす
    1. 集客と在庫や物流や問い合わせまで一枚の絵で見ると成果が劇的に変わる理由
    2. Web制作やシステム開発やオフィスインフラの知見がECサイト改善で光る瞬間
    3. 難しいECSEO対策も“翻訳者”がいればEC担当者の意思決定が一気にラクになる
  10. この記事を書いた理由

ECSEO対策のよくある勘違いを先に潰す!PVが増えても売上が伸びない本当の理由

とりあえず記事量産ではネットショップSEO対策が失敗するワケを実体験と共に公開

「アクセスは右肩上がりなのに、売上グラフだけ水平線」
多くのEC担当者が、ここで心を折られます。

よくあるのは、ブログ記事を月20本量産し、検索順位とPVは伸びたのに「肝心の商品ページにはほとんど内部リンクがない」ケースです。記事がユーザーの悩みを解決して終わっており、商品やカテゴリへの導線がボトルネックになっている状態です。

ざっくり整理すると、次のようなギャップが生まれています。

指標 記事量産で起きがちな状態 本来めざす状態
検索流入 増える 増えつつ「購入意図の高い流入」が増える
回遊 記事内で完結して離脱 記事からカテゴリ、商品へ自然に遷移
売上・CVR ほぼ変化なし セッションあたり売上がじわじわ上昇
サイト構造 ブログと商品がバラバラ 記事がカテゴリの補助線として機能

私の視点で言いますと、現場で伸びるショップは「記事からどのカテゴリ・どの商品に送客するか」をエクセルレベルで全URL設計しています。逆に、記事テーマだけを決めて執筆し、導線設計を後回しにしているチームは、ほぼ例外なく「PVだけ増えるサイト」になっています。

ECSEO対策と通常のオウンドメディアSEOは根本から違う本質をプロが解説

同じSEOでも、ニュースサイトやコラム中心のオウンドメディアと、在庫や決済を抱えたECでは、Googleから見た“仕事”が違います。

  • オウンドメディア

    • 役割: 情報提供メディア
    • 評価軸: 専門性、網羅性、被リンク、滞在時間など
  • ECサイト

    • 役割: 商品とユーザーを安全にマッチング
    • 評価軸: 上記に加えて「商品ページの信頼性」「構造の整理度」「在庫や価格情報の鮮度」

ここを混同すると、「情報記事だけ強くて、商品ページが検索結果の2ページ目以降に埋もれる」というねじれが起きます。ECの場合は、カテゴリ構造、パンくず、商品一覧の絞り込み条件が、そのまま検索クエリのマップになります。

例えば「レディース スニーカー 白 防水」と検索するユーザーに対し、
・ブログ記事だけがヒットするサイト
・カテゴリと商品一覧がきちんとヒットするサイト
では、売上インパクトがまったく異なります。前者は閲覧、後者は購入までの導線がそのまま検索結果に反映されている状態です。

やってはいけないECSEO対策がもたらす致命傷と“未然防止策”を現場から伝授

ECの現場で特に危険なのは、次の3パターンです。

  • 商品名の「詰め込みSEO」

  • 販売終了ページやセールページの放置

  • カート移行時のリダイレクト・canonical漏れ

商品名の詰め込みは、楽天のルールをそのまま自社サイトに持ち込むパターンが典型です。
「ブランド名 サイズ カラー セール 送料無料 ポイント10倍」などを連結すると、一覧でどの商品か直感的に分かりづらくなり、クリック率とCVRが落ちます。Googleも「キーワードを不自然に羅列したタイトル」と判断しやすく、評価が伸びにくくなります。

予防策としては、

  • 商品名: ユーザーが探す“商品を特定する情報”を優先

  • タイトルタグ: 商品名+1〜2個の重要キーワード

  • 説明文や見出し: 残りのバリエーションキーワードを自然に配置

という役割分担に切り分けると、検索エンジンとユーザー双方が読みやすくなります。

販売終了ページやセール用カテゴリの放置もクロールの無駄遣いを引き起こします。終了ページが大量に残った状態では、検索エンジンのクローラーが重要な新商品ページまでなかなか巡回できず、インデックス速度が落ちます。アクセスや売上実績があった終了ページは、後継商品やカテゴリへの301リダイレクト、それ以外は整理した上で404または410を適切に返すことが重要です。

カート移行時のcanonical・リダイレクト漏れは、移行直後ではなく数カ月後に検索順位の低下として表面化します。旧URLと新URLの両方がインデックスされ、重複コンテンツ扱いになり、評価が分散するからです。移行プロジェクトでは、デザインや決済まわりと同じレベルでURLマッピングと再クロール設計をタスクに組み込んでおく必要があります。

こうした“地味だけど致命傷になるポイント”を先に潰しておくと、後から行うコンテンツマーケティングや表示速度改善の効果が、売上としてちゃんと手元に残るようになります。

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ECサイトSEO対策は「構造」と「導線」から!カテゴリやパンくずや内部リンクの設計で売れる仕組みを作る

PVは増えたのにカゴが鳴らないサイトは、コンテンツより前に「骨組み」と「道筋」でつまずいているケースがほとんどです。検索エンジンもユーザーも、最初に評価するのは派手な記事ではなく、サイト全体の構造と導線です。

ECサイト構造とディレクトリ設計で検索キーワードを気持ちよく整理する方法

まず押さえたいのが、カテゴリとURLの設計を「検索キーワードマップ」にしてしまう発想です。思いつきでカテゴリを増やすと、キーワードが分散し、クローラもユーザーも迷子になります。

私の視点で言いますと、うまくいくショップは例外なく、カテゴリと検索キーワードの対応表を先に作成しています。

ユーザーの検索意図 適切なカテゴリ構造 代表キーワードの置き場
商品ジャンルを探す 第1階層カテゴリ カテゴリページタイトル
詳細条件で絞る 絞り込み・タグ 絞り込み条件テキスト
比較・検討したい 特集・比較コンテンツ 特集ページH1・見出し

ポイントは、カテゴリを「担当キーワードのグループ」として定義し、ディレクトリ(/apparel/tops/のようなURL)とパンくずで一貫させることです。これにより、検索エンジンはサイト全体のテーマを理解しやすくなり、評価が集約しやすくなります。

カテゴリページをコンテンツSEO対策のハブへと育てて売れ行きを加速させるテク

多くのECでは、商品一覧だけのやせ細ったカテゴリページが放置されていますが、ここを「情報と商品をつなぐハブ」に変えると売上が一気に変わります。

カテゴリページで必ず入れたい要素は次の通りです。

  • 冒頭に、そのカテゴリで解決できる悩みや用途を説明する文章

  • 主力商品のランキングやレビュー抜粋

  • 関連するQ&Aやブログ記事への内部リンク

  • モバイル画面でも読みやすい見出し構造

これらを入れるだけで、単なる一覧ページが「検索キーワードにしっかり答える解説ページ」として評価され、検索順位とコンバージョンの双方を押し上げます。特にアパレルや家具のように比較検討が長い商材では、カテゴリが実質的なランディングページになります。

パンくずリストや内部リンクでクローラとユーザー両方が迷わない“黄金ルート”を設計

構造を整えたら、次は「どう回遊してもらうか」です。パンくずと内部リンクは、クローラにとってはサイトマップ、ユーザーにとってはナビ代わりの重要な導線です。

黄金ルートを作るときのチェックリストを示します。

  • すべての商品ページから、必ず1クリックで上位カテゴリへ戻れるパンくずがあるか

  • 類似商品ではなく、用途や悩み別の関連カテゴリにリンクしているか

  • ブログや特集記事から、該当カテゴリや代表商品ページへテキストリンクを配置しているか

  • モバイルでもパンくずがタップしやすい位置とサイズになっているか

これらを満たすと、クローラは無駄なくクロールし、重複コンテンツや終了ページにリソースを奪われにくくなります。同時にユーザーは「知る→比較する→買う」というルートをストレスなく進めるため、広告に頼らずとも自然検索からの売上が積み上がっていきます。構造と導線を整えることが、地味に見えて最短の売上アップの近道です。

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商品ページSEO対策で売れるページへ進化!商品名や説明文でCVRを底上げする技

商品ページは、検索ユーザーがお財布を開くか閉じるかを決める「最後の戦場」です。アクセスはあるのにカートに入らないとき、多くの場合は集客ではなく、商品名と説明文の設計に原因があります。

SEO商品名の付け方と楽天商品名ルールを自社ECで最大化させる応用術

楽天の商品名ルールは、検索エンジンとユーザーの両方を意識した教材として非常に優秀です。ただし、そのまま自社サイトで真似すると「長すぎて読まれない」「一覧で何の商品か分からない」という失敗につながります。

おすすめは、検索用ブロックと訴求ブロックを分けて設計することです。

NGパターン 改善パターン
ブランド名 型番 キーワード羅列 サイズ カラー セール 送料無料 【ブランド名】ベーシックシャツ 長袖 / 形状安定・洗濯機OK / メンズ M〜XL
「とりあえず楽天の商品名をコピペ」 自社サイト用に「検索キーワード+価値」がひと目で分かる形に再編集

ポイントは次の3段階です。

  • 検索キーワードは「ブランド名+カテゴリ+代表的な用途」までに絞る

  • サイズやカラーなどのバリエーション情報は、別エリア(選択UIや追記テキスト)で補う

  • 一覧で切れても意味が通じる文字数(おおよそ全角30〜40文字前後)を意識する

モールでは「とにかく詰め込む」が正義になりがちですが、自社サイトでは一覧性とクリック率のバランスを最優先にした方が、最終的な売上が安定しやすいです。

ECサイト商品ページSEO対策で絶対に外せないチェックポイント徹底解剖

商品ページは、タイトルだけ整えても伸びません。私の視点で言いますと、現場で成果を出すチームは、チェックリストを作って「公開前チェック」を徹底しています。

最低限押さえたいチェックポイント

  • タイトル

    • 検索キーワードを左寄せで1回だけ自然に含める
    • 同一カテゴリ内で似たタイトルを量産しない(重複コンテンツ対策)
  • ディスクリプション

    • 「誰向けのどんな悩みを解決する商品か」を1〜2文で明確化
    • 数字やベネフィットを1つは盛り込む
  • URL

    • /category/シャツ/white-shirt/ のように、カテゴリ構造とキーワードを反映
  • 画像とalt

    • メイン画像は「全体+使用イメージ」を最低2枚
    • alt属性には「商品名+特徴」を簡潔に記述
  • 構造化データ

    • ProductとOffer、Review(あれば)をマークアップし、価格・在庫・レビューを検索結果に反映させる

これらを一度に完璧にする必要はありません。まずは「売れ筋10商品から順に」チェックリストを回し、売上インパクトが大きいところから改善するのが現実的です。

商品説明文SEO対策で“スペック羅列ページ”から「買いたくなるページ」への劇的変化

商品説明が「サイズ:… 素材:…」の羅列だけだと、検索エンジンにもユーザーにも価値が伝わりません。検索クエリはスペックではなく、不安と用途から生まれることが多いからです。

説明文は、次の3ブロックで組み立てると一気に変わります。

  1. 課題提示
    • 「毎朝シャツにアイロンをかける時間がない方へ」のように、ターゲットの悩みを1行で明示
  2. 解決ストーリー
    • なぜこの商品がその悩みを解決できるのかを、利用シーンと一緒に説明
  3. スペックと根拠
    • 最後にサイズ・素材・機能を整理し、「形状安定加工でシワがつきにくい」などの技術的根拠を添える

検索エンジンは、単なるキーワードの多さよりも、検索意図に沿って課題→解決→根拠まで一貫した情報を高く評価します。ユーザー側も、「自分の状況にフィットするか」がイメージできれば、スペックは確認作業に変わり、購入ボタンを押すハードルが一段低くなります。

説明文を作り直すときは、アクセス解析で「流入キーワード」と「検索クエリ」を必ずセットで見てください。そこには、ユーザーが本当に知りたかった言葉がそのまま並びます。その言葉を見出しや本文に自然に取り込みながら、現場でよく受ける問い合わせ内容も織り込んでいくことで、検索エンジンからも顧客からも「信頼される商品ページ」へと育っていきます。

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販売終了や在庫切れやセール品…EC特有の終わったページのECSEO対策最適な片付け術

売れるショップほど、実は「終わったページ」の片付けがうまいです。販売終了ページや在庫切れ、セール用カテゴリが放置されると、クロールは無駄遣いされ、モバイルの体験も崩れ、気付かないうちに検索順位と売上がじわじわ削られます。

ここでは現場で本当に差がつく片付け術を整理します。

販売終了ページを消す前に注目すべきアクセスや売上データの活用ポイント

販売終了ページを一律404にしてしまうと、せっかく育った評価を自分で捨てることになります。まずはデータで「残すべきか捨てるべきか」を仕分けるクセをつけます。

見るべき指標は次の通りです。

  • 検索流入数(直近3〜6か月)

  • コンバージョンや関連商品の売上

  • 被リンクの有無

  • 同カテゴリ内の代替商品の有無

この4軸で、対応をパターン分けすると判断が速くなります。

状況 推奨対応 ポイント
流入多い 代替商品あり 代替商品へ301リダイレクト 評価とユーザーを無駄にしない
流入多い 代替商品なし 在庫なし表示 保留文言と関連商品導線 指名ニーズを逃さない
流入少ない カテゴリ健在 カテゴリや比較ページへ301 「情報の塊」にまとめる
流入ゼロ 長期販売終了 410または404 クロール効率を優先

在庫なしのまま数年放置されている販売ページが数百単位で残っているケースは珍しくありません。検索エンジンから見ると「古くて更新されない販売ページだらけのサイト」になり、サイト全体の評価を落とします。

セール用カテゴリやキャンペーンLPでモバイルフレンドリー崩壊を防ぐプロのコツ

セールやキャンペーンは売上の起爆剤になりますが、設計を誤るとスマートフォンのユーザー体験を一気に壊す地雷になります。よくある失敗は次の通りです。

  • 「夏セール2023」「夏セール2024」など、年ごとにカテゴリやLPを量産して放置

  • バナーだらけでファーストビューが重く、表示速度が極端に低下

  • キャンペーン終了後もモバイルのメニューに残り、迷路のようなナビゲーションになる

対策のポイントは3つに絞れます。

  • セールは恒常的なカテゴリ1つ+シーズンごとの内部コンテンツ差し替えに寄せる

  • 画像はWebPなどを活用し、テキストとボタン中心で軽量化する

  • 終了したキャンペーンLPは、親カテゴリや常設のセールページへ301で集約する

モバイルフレンドリーを保つという観点では、「新しいページを足す前に古いページを片付ける」という運用ルールをチームで決めておくことが最も効きます。私の視点で言いますと、週次や月次の打ち合わせで「次の施策」だけでなく「終わった施策のURL棚卸し」を一項目として固定するだけで、サイト構造の崩壊スピードは目に見えて変わります。

canonicalやnoindexの使い分けで“くずURLの山”をスマートに一掃するテクニック

フィルタ検索や並び替え機能が多いサイトほど、「gt=◯◯&sort=△△」のようなパラメータ付きURLが雪だるま式に増え、重複コンテンツの温床になります。ここを制御できるかどうかが、クロール効率やインデックスの質を分けます。

役割ごとに整理すると判断しやすくなります。

状況 使うべき設定 狙い
内容がほぼ同じで正規ページがある canonical 評価を正規URLに集中させる
検索エンジンに出したくない一覧や内部検索結果 noindex follow クロールは許可しつつインデックスを防ぐ
期間限定キャンペーンで終了済み 301または410 評価を移すか、完全に消す

実務で特に重要なのは、「canonicalに頼りすぎないこと」です。テンプレートで一括canonicalを設定して安心してしまい、内部リンクはパラメータ付きURLを指している状態が放置されがちです。この場合、検索エンジンは「どのURLを本当に重視すべきか」を判断しづらくなり、評価が分散します。

理想的な順番は次の通りです。

  1. 内部リンクとパンくずを、正規URLだけを指すように整理
  2. それでも残る派生URLにcanonicalを設定
  3. 明らかに不要なものはnoindexか、Search Consoleでのパラメータ制御も検討

販売終了やセールの片付けは「地味で後回しにされがちな仕事」ですが、ここをきちんとやるサイトほど、広告予算を抑えながら検索から安定して売上を取りにいけます。終わったページを味方につけるか、足を引っ張る敵にしてしまうかは、日々の片付け方次第です。

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ShopifyやMakeShopやECCUBEで変わるECSEO対策!プラットフォームごとの攻めどころ大公開

同じネットショップでも、カートが違えば「伸びるポイント」も「事故りやすいポイント」もまったく変わります。PVだけ増えて売上が動かない案件の多くは、ここを一色単にしてしまっているケースです。

まずはざっくり全体像から押さえておきます。

プラットフォーム 強みの典型 起きがちな事故 最優先で見る場所
Shopify 構造がきれい 自動生成URLと重複コンテンツ title・URL・構造化データ
MakeShop/カラーミー 集客機能が豊富 カテゴリ乱立とタグ汚染 カテゴリ設計・モールとの役割分担
EC-CUBE/自社開発 カスタマイズ自由 XMLサイトマップ漏れとクロール不足 サイトマップ・内部リンク構造

ShopifySEO対策で見落としがちなtitleやURLや構造化データの落とし穴

Shopifyはテンプレート頼みでスタートしやすい反面、そのまま放置すると「検索エンジンから見れば惜しいサイト」になりやすいです。現場でよく見るのは次の3つです。

  • /products/ と /collections/ の両方から同じ商品ページへリンクし、重複コンテンツ扱いになっている

  • 自動生成された日本語スラッグを放置し、長くて判別しにくいURLになっている

  • アプリ追加を重ねた結果、構造化データが二重定義されている

対策の優先順位は次の通りです。

  1. コレクションと商品ページの正規URLを決め、canonicalをテンプレートで統一
  2. 管理画面でURLハンドルを意味の通る英数字に整理
  3. theme.liquidで出力される構造化データを1パターンに集約し、アプリ側は基本OFF

私の視点で言いますと、Shopify案件は「デザインよりもまず構造チェック」のひと手間で、数か月後の検索順位がまるで別物になります。

MakeShopやカラーミーショップで頻発するカテゴリ乱立やモール内SEOのズレを撃退

MakeShopやカラーミーショップは、販促機能やキャンペーン設定が豊富で、マーケ担当が触りやすい反面、「気づけばカテゴリが100個」という状態を生みがちです。ありがちな失敗は次の通りです。

  • セールのたびに新規カテゴリを作り、終了後も削除せずクロールを無駄遣い

  • 楽天の商品名ルールをそのまま流用し、タイトルが長すぎてクリック率が低下

  • タグや絞り込み条件が増えすぎて、実質同じ内容のページが量産される

ここでは、「売り場」と「検索用の入り口」を分けて設計することが重要です。

  • 常設カテゴリは「指名されたいジャンル」に絞り、10〜20個程度に抑える

  • セール用カテゴリは期間終了と同時にnoindexか削除を徹底

  • 商品タイトルはモールと自社でルールを分け、「指名キーワード+1〜2個の特徴」に絞る

これだけで、検索エンジンから見た評価軸が一気にクリアになり、「どこから来ても迷子にならないサイト」に近づきます。

ECCUBEや自社開発ECで押さえたいXMLサイトマップとクローラビリティ強化のポイント

EC-CUBEやフルスクラッチのサイトは自由度が高い反面、「作った人しか構造が分からない」状態に陥りがちです。特に多いのが、リニューアルや機能追加のたびに次の問題が積み上がるパターンです。

  • XMLサイトマップに旧URLが残り、新旧混在でインデックスが分散

  • 販売終了ページやバリエーション違いが大量に残り、重要ページのクロール頻度が落ちる

  • カテゴリ階層が深くなりすぎ、モバイルユーザーが商品まで3クリック以上かかる

ここでは、技術サイドと運営側で次のようなチェックリストを共有しておくと事故を防ぎやすくなります。

  • XMLサイトマップは「インデックスさせたいURLだけ」に絞り、販売終了は即時除外

  • 重要なカテゴリと売れ筋商品はトップから2クリック以内で到達できるよう内部リンクを再設計

  • Google Search Consoleでクロールエラーとインデックス状況を月1回は確認し、開発タスクに落とし込む

プラットフォームごとの「クセ」を理解した上で、構造と導線を整えていくと、広告に頼らずとも検索流入と売上の両方がじわじわ積み上がる状態を作れます。

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モール内SEOと自社ECSEO対策を両立!楽天やAmazonとの“ケンカしない最強戦略”

モールと自社サイトを両方運営しているのに、「片方を触ると片方が落ちる…」と感じている担当者は少なくありません。実はこのストレス、多くの場合は戦略のレイヤー分け不足が原因です。ここでは、現場でよく見る失敗と、売上を最大化する分担設計を整理します。

楽天SEOの商品名やレビュー戦略が自社通販サイトで通じない理由に要注意

楽天やAmazonでは、商品名にキーワードを詰め込み、レビュー数を増やすほど検索順位が上がりやすい傾向があります。しかし、そのノリを自社サイトに持ち込むと、次のような問題が起きます。

  • 一覧ページのタイトルが長すぎて「何の店か」伝わらない

  • 同じような商品名だらけで、重複コンテンツ判定を受けやすい

  • モバイル表示で商品名が折り返し、クリック率とCVRが下がる

よくあるのは、
「ブランド名+型番+セール+送料無料+ランキング入賞+レビュー高評価」
といったモール流の商品名を、そのまま自社サイトに登録するケースです。検索エンジンから見るとノイズの多いタイトルになり、「何を売っているページか」の理解が遅れます。

自社サイトでは、次の優先順位でタイトルを設計すると安定しやすくなります。

  1. 商品カテゴリと用途が一目で分かるキーワード
  2. ブランド名や型番
  3. 差別化要素(素材、サイズ、対象ユーザーなど)

モールは「人混みの中で叫ぶ看板」、自社サイトは「落ち着いて選べる専門店の棚札」とイメージして、役割を分けることが重要です。

モールで刈り取り、自社ECで指名検索やリピートをガッチリ掴む設計術

売上が伸びない自社サイトを分析すると、モールと同じ土俵で戦おうとしていることが多くあります。私の視点で言いますと、次のような役割分担を決めた瞬間に、数字が安定し始めるケースが目立ちます。

チャネル 主な役割 重視する指標
楽天・Amazon ニーズ顕在層の刈り取り、価格比較層の獲得 売上、在庫回転、レビュー数
自社EC 指名検索の受け皿、リピート・アップセル LTV、定期購入数、直帰率

この分担を実現するために、最低限押さえたいポイントは次の通りです。

  • モール限定クーポンではなく、自社サイトの会員登録やメルマガへ誘導する導線を商品同梱物やサンクスメールに組み込む

  • 自社サイト側では「ブランド名+商品カテゴリ」で検索上位を狙い、レビューやQ&A、比較コンテンツで購入後の不安を解消する情報を充実させる

  • 広告予算はモールのセール時に集中投下しつつ、自社サイトは記事やカテゴリページを軸に安定した自然検索流入を育てる

モールで新規顧客を刈り取り、自社サイトでファン化とアップセルを行う。この流れができると、広告依存から脱却しやすくなります。

越境ECSEO対策で多言語ページや通貨や配送条件をすっきり整理する方法

越境対応を始めると、一気にURLとページパターンが増え、クロール効率が落ちやすくなります。ここでつまずくと、「海外向けに拡張した途端、国内の検索順位がじわじわ低下する」現象が起こります。

整理のポイントは、言語・通貨・配送条件をサイト構造レベルで分けることです。

  • 言語ごとにディレクトリを分ける

    • 例: /jp/ /en/ /zh/ など
  • 通貨や送料は、できる限り同一URL内で切り替え、パラメータ乱立を避ける

  • hreflang属性で「このページはどの地域向けか」を検索エンジンに明示する

さらに、在庫や配送可否でページを量産しないことも重要です。

  • 在庫切れは同一URL内でステータス表示を切り替える

  • 国別の配送条件は、1ページにまとめて表形式で整理し、商品ページから内部リンクする

このように「言語と地域だけをきれいに分け、その他の条件はページ内で表現する」設計にすると、クロールの無駄遣いを抑えつつ、ユーザーも迷わない構造になります。モールと自社サイト、さらに海外展開が絡んでも、役割と構造を分けてしまえば、ケンカせずに育てていけます。

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コンテンツSEO対策とECサイト検索キーワード戦略!何を強化して何を捨てるか明確にする極意

コンテンツを増やしても売上が動かない原因の多くは、「どのキーワードで何を取りにいくか」があいまいなまま記事を作っていることです。ここでは、強化すべき軸と捨てるべきネタを切り分ける実務的な考え方をまとめます。

ECサイトSEO対策での検索キーワード選定やトピッククラスターの最高の描き方

最初に決めるべきは、「検索キーワードごとの役割」です。ざっくり分けると次の3層になります。

  • 購入直前層:商品名、型番、カテゴリ名+比較・最安値

  • 検討層:用途・悩み+ジャンル名(例: 足が疲れない スニーカー)

  • 認知層:課題の気付き系ワード(例: テレワーク 腰痛 椅子)

この3層をバラバラに追うのではなく、カテゴリ単位でトピッククラスターを組むことが重要です。

中心ページ 役割 周辺コンテンツ例
カテゴリページ 売る・比較させる ランキング、選び方ガイド
比較記事 商品候補を絞らせる A社B社比較、用途別おすすめ
悩み系記事 需要を掘り起こす 痛み・不安・失敗談への回答

私の視点で言いますと、「カテゴリページを起点に、悩み→比較→商品ページへ内部リンクでつなぐ設計」ができているサイトほど、広告依存から脱却しやすくなります。

ネットショップSEO対策に効く記事と「読まれて終わる記事」の決定的な違いとは

PVだけ増える記事は、総じてゴールがサイト側の都合で決まっており、ユーザーの次の一歩が設計されていません。両者の違いを現場感覚で整理すると次の通りです。

項目 売上につながる記事 読まれて終わる記事
想定キーワード 購入や比較に近い語句 ふわっとしたお役立ち
CTA カテゴリ・比較・Q&Aへの具体導線 「商品はこちら」1リンクだけ
導線 本文中に複数の内部リンク 記事末尾にバナーのみ
指標 コンバージョン、回遊深度 PVと平均滞在時間だけ

特に多い失敗は、「テクニック解説」「ノウハウ集」を量産して、商品ページやカテゴリへ一切つながらない構造になっているケースです。記事を書く前に、「この記事を読んだ次のクリックでどのページに来てほしいか」を1つ決めておくと、タイトルや見出しの設計がブレにくくなります。

Q&Aやレビューや比較記事を“生きたユーザー投稿コンテンツ”としてSEOで最大活用

ECの強みは、ユーザーの生の声が集まり続けることです。にもかかわらず、Q&Aやレビューが商品ページの下の方で眠っているだけになっているサイトが少なくありません。もったいないポイントは次の3つです。

  • レビュー文中のキーワードが、検索ニーズと一致しているのに拾えていない

  • よくある質問がFAQページに整理されず、個別メール対応で終わっている

  • 比較検討の視点がレビューに散らばり、コンテンツとして再利用されていない

これらをテコ入れする具体策としては、

  • レビューで頻出する悩みワードをカテゴリページのテキストや見出しに反映

  • よくある質問をQ&Aコンテンツとしてまとめ、関連商品ページから内部リンク

  • レビュー内容を軸に「ユーザー目線の比較記事」を作成し、商品ページと双方向リンク

といった形が有効です。検索エンジンは、一次情報としてのレビューやQ&Aを高く評価する傾向がありますが、それがサイト構造に組み込まれているかどうかで成果が大きく変わります。レビューとQ&Aを「放置された声」から「検索と購入をつなぐ武器」に変える設計ができれば、記事量産に頼らずとも、着実に売上を押し上げる土台が整います。

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体制や運用ルールで差が出るECSEO対策!丸投げしないチーム作りの秘訣

広告費を削って検索流入を増やしたのに、半年後にアクセスも売上もじわじわ落ちていく。現場でよく見るのは、施策よりもチーム体制と運用ルールがボトルネックになっているケースです。

SEO会社丸投げで失敗するEC運営の共通パターンと本質的解決策

業界人目線で見ると、丸投げパターンはだいたい同じ流れをたどります。

  • レポートは検索順位とアクセスグラフばかり

  • 商品ページやカテゴリ構造など、肝心の販売ページが議題に上がらない

  • 販売終了ページやセールLPの後始末が誰の担当か決まっていない

  • 社内は広告チームとEC運営と情報システムがバラバラに存在

結果として、SEO会社は「記事作成とタイトル調整」、社内は「更新依頼の窓口」だけになり、売上や在庫とのひもづけが完全に抜け落ちます

本質的な解決の起点は、外部ではなく社内の役割定義です。

  • 売上と在庫を握るEC運営が、検索キーワード選定と優先カテゴリを決める

  • 情報システムや制作が、URL設計や表示速度、モバイル対応を担当

  • 外部パートナーは、Search Consoleやログデータをもとにした改善提案と技術支援に特化

この三角形を描けるかどうかで、同じ施策でも成果がまったく変わります。

自社で最低限押さえたいSEOポイントと外注に任せるべき範囲の見極め

私の視点で言いますと、EC担当が自社で理解しておくべき最低ラインは「何を直すと、どの売上指標が動くか」です。具体的には次のように分けると混乱しにくくなります。

自社で必ず理解しておくべき領域

  • 重要カテゴリと優先商品の整理

  • 検索キーワードと売上データの紐づけ

  • 終了ページを404にするか、代替商品へリダイレクトするかの判断基準

  • モバイルでの購入導線(カゴ落ち率、表示速度)のチェック

外注に任せやすい領域

  • 構造化データやcanonical設定など技術的な実装

  • XMLサイトマップやクロール制御の最適化

  • Core Web Vitalsを意識した表示速度改善

  • コンテンツマーケティングの企画と記事作成(方針は自社で決定)

以下のように整理しておくと、会議が「何となくの感想戦」から抜け出しやすくなります。

領域 主担当 目的 代表的な指標
商品・カテゴリ戦略 EC運営 売上とCVR向上 売上、購入率
技術実装 情報システム/制作/外部 クロール効率と表示速度向上 表示速度、インデックス数
コンテンツ EC運営/外部 流入と指名検索の獲得 検索流入、クリック率

定期診断や改善サイクルで“やりっぱなしSEO”を卒業し成功へ導く仕組み

多くの現場で失速の原因になるのが、施策の棚卸しをしないまま1年以上走り続けることです。診断の頻度と見るポイントをあらかじめ決めておくと、やりっぱなし状態から抜け出せます。

おすすめの診断サイクルは次の通りです。

  • 毎月

    • Search Consoleで検索クエリとクリック率を確認
    • 販売終了ページと在庫切れ商品の状況をチェック
  • 四半期ごと

    • 重要カテゴリの検索順位と売上を照合
    • 重複コンテンツ(類似商品ページやセールLP)の棚卸し
    • モバイルでの表示速度とカゴ落ち率の確認
  • 半年ごと

    • サイト構造と内部リンクの見直し
    • 外部パートナーとの施策レビューと次の優先順位決め

ポイントは、「アクセスの増減」ではなく「売上と在庫の動き」から見ることです。たとえば、あるカテゴリの流入が増えているのに在庫が薄いなら、SEOよりも仕入れや商品開発の議論を先に行うべきです。

この視点がチーム全体で共有されると、SEOの話題がPVや検索順位から解放され、ビジネスとしての意思決定に直結するようになります。そうなった瞬間から、検索エンジン対策は単なるテクニックではなく、社内の共通言語としての「売れるサイト設計」に変わっていきます。

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技術と現場をつなぐDigital Portの視点!ECSEO対策をDX戦略へ生かして企業を伸ばす

集客と在庫や物流や問い合わせまで一枚の絵で見ると成果が劇的に変わる理由

検索順位だけを追う運営と、在庫や物流、問い合わせまでを一体で見る運営では、同じアクセス数でも売上がまったく変わります。体感に近い形で整理すると次のようになります。

見ている範囲 起きやすい現象 失われる機会
集客だけ 売れてほしい商品が欠品、広告と違う在庫 無駄クリックとクレーム増加
全体(集客〜在庫〜物流〜CS) 売れ筋に在庫と物流を先回り連携 同じPVで粗利とLTVが伸びる

現場では、販売終了ページやセール用カテゴリが放置され、在庫ゼロの商品へ検索流入が集まり続けているケースがよくあります。これは検索エンジンから見ると「ニーズはあるのに解決しないページ」であり、ユーザーから見ると「時間だけ奪うページ」です。

そこで、次のような運用に変えるだけで成果が一気に変わります。

  • 在庫データと連携し、在庫切れ商品は代替商品の内部リンクを自動表示

  • 販売終了ページはアクセスと売上データを見て、人気商品だけ後継商品へリダイレクト

  • コールセンターの問い合わせログから、商品説明やQ&Aの不足キーワードを抽出して追記

この3つを回すと、同じ流入でも「迷子のアクセス」が「買うためのアクセス」に変わり、問い合わせ件数も「クレーム」から「相談寄り」にシフトしていきます。

Web制作やシステム開発やオフィスインフラの知見がECサイト改善で光る瞬間

単にページを増やすだけの対策から抜け出すには、Web制作やシステム開発、さらにネットワークやPC環境といったオフィスインフラの視点が効いてきます。

  • サイト構造と基幹システム

    • 商品マスタのカテゴリ設計がそのままURL構造とパンくずに直結
    • ここがぐちゃぐちゃだと、カテゴリ乱立と重複コンテンツが量産されクロール効率が急落
  • インフラと表示速度

    • 回線やサーバー負荷を見ずに画像リッチなLPだけ増やすと、モバイルで読み込みが遅く離脱が増加
    • コアウェブバイタルの計測と合わせて、回線や端末の実利用環境を見直すと体感速度が改善
  • カート移行と技術的SEO

    • ShopifyやMakeShop、ECCUBEへ移行する際にcanonicalやXMLサイトマップ、構造化データが抜けると、数カ月遅れで検索流入がじわじわ低下
    • リダイレクトマップとタグ設計を移行プロジェクトの必須要件に入れておくと、この“後出しの損失”を防げます

Digital Portでは、こうした技術と現場フローを同じテーブルで扱うことで、「PVは増えたのに売上と業務はきついまま」という状態を崩しにいきます。

難しいECSEO対策も“翻訳者”がいればEC担当者の意思決定が一気にラクになる

検索エンジンのアルゴリズム、構造化データ、モバイルフレンドリー、在庫システム、物流フロー。この全部を一人の担当者が理解して意思決定するのは現実的ではありません。ここで重要になるのが、技術と現場の翻訳者です。

翻訳者が担う役割を整理すると、次のようになります。

領域 翻訳者がやること
SEO・技術 専門用語を「商品ページをこう直す」「カテゴリをこう減らす」に変換
業務・DX 倉庫やCSの負担を「この施策をやると増えるか減るか」で可視化
意思決定 「今月やること」「やめること」を優先順位付きでリスト化

私の視点で言いますと、成果が伸びる現場ほど「SEO会社に丸投げ」ではなく、「社内担当者が理解するライン」と「外部に任せるライン」が明確です。社内は、売上に直結するキーワードと商品・カテゴリの設計思想を握る。外部は、構造化データやログ解析、表示速度改善といった専門領域を支える。この分業ができると、DX全体の中で検索対策が「単発の施策」から「事業の成長ドライバー」へ変わっていきます。

Digital Portとしては、EC担当者が会議で説明しやすい資料とチェックリストに翻訳することをゴールに据え、「技術と現場が同じ地図を見て動ける状態」をつくることを重視しています。売上も業務も同時にラクになる線を、一緒に描いていきましょう。

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この記事を書いた理由

著者 – 平井 悠介 | 株式会社アクスワン 広報 / 『Digital Port』編集・運営

ECの相談を受けていると「PVも検索順位も悪くないのに、売上だけ動かない」という声を何度も聞きます。正直に言えば、私自身も最初はアクセス至上主義でした。自社サイトで記事を増やすことばかりに意識が向き、カテゴリ構造や商品ページの導線は後回しにしてしまい、キャンペーン記事だけが読まれて肝心の商品ページに人が流れないという失敗を経験しています。
その後、Web制作やシステム開発、オフィスインフラの改善を一体で支援する中で、ECのSEOは「記事追加」よりも、在庫や物流、問い合わせ対応までを含めたサイト全体の設計と運用ルールが結果を分けると痛感しました。
この記事では、現場で迷いやすいポイントを「どこから直せば売上に繋がるか」という順番で整理しています。アクセスはあるのに成果が出ず、次の一手に悩んでいる担当者が、遠回りせずにサイトを組み立て直せる道筋を示したいと考え執筆しました。

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